- 長楽寺の御朱印が知りたい
- 座禅体験をしてみたい
- 長楽寺・清水稲荷について知りたい
こんにちは。今回は、愛知県名古屋市南区呼続にある長楽寺動物霊園を紹介します。
長楽寺は、曹洞宗の寺院として知られ、動物供養の総本山として名高いお寺です。
そして、「盲導犬サーブ」が眠る盲導犬慰霊碑があります。
豊かな自然に囲まれた境内は、愛するペットたちが永遠の安らぎを得ることができる聖地として、多くの人々が供養に訪れます。
私の、かつてペットの柴犬、うさぎ、オカメインコの3匹もこちらで安らかに眠っています。
長楽寺は、約1200年前に弘法大師(空海)が訪れた由緒あるお寺で、その歴史を感じることができます。
また、境内には立木観世音菩薩が祀られ、尾張三十三観音の第四番霊場にもなっています。
本記事では、長楽寺の御朱印と座禅体験、歴史、境内の見どころを紹介しています。
長楽寺のお参りが楽しくなるよう、本記事をお役立てください。
本サイトでは、隣接する富部神社の御朱印やお守りについて掲載していますので、どうぞこちらもごらんください!
下の記事は、富部神社の由来や病気平癒祈願方法についてを案内しています。
こちらもご覧になってくださいね♪
長楽寺の御朱印
長楽寺通常御朱印 | 300円 |
三十三観音専用の御朱印帳 | 100円 |
場所 | 平日は客殿 土休日は清水稲荷の庫裏(くり) |
時間 | 午後4時まで(喫茶利用時間内) |
長楽寺の客殿には、参拝者が自由に利用できる喫茶スペースがあります。
お参りの後、コーヒーやお茶を飲んで休憩してみませんか。
観音菩薩様にお賽銭を納めて参拝した後、カウンターで飲み物を注文してくつろぐことができます。
ご住職が「お参りに来た時は、いつでも上がってゆっくりしていきなさい」とおっしゃってくださいました。
客殿の1階は、葬儀や供養の待合所です。
予約がないときは、広間座敷で写経することができます。
みなさんも、一服してみてはいかがですか。
長楽寺の修行体験・文化教室
長楽寺では、初心者の方も気軽に参加できる修行体験があります。
子どもの修行体験は、自然の中で豊かな心を育てる「寺小屋自然塾」があり、禅の精神が学べます。(座禅もあるそうですよ♪)
客殿の2階大広間では、ヨガや太極拳などの文化教室が開催されています。
(詳しくは長楽寺事務局へお問い合わせください。TEL:052-811-6036)
いろいろな教室があって楽しそうですね!
座禅会 | 場所:本堂 毎月第三土曜日 18:00〜19:00 事前予約不要、参加費無料、7月・8月はお休み |
写経 | 場所:客殿1階喫茶写経部屋 利用時間:平日9:00〜16:00(寺の行事、法事優先) 愛ペットちゃんに向けての写経:用紙代500円 動物霊園受付で販売(年末の供養祭でお焚き上げが可能) |
寺小屋自然塾(子ども) | 場所:長楽寺境内、近隣の河川や施設 毎月第1日曜日 10:00〜15:00 対象:小学生 募集人員:30~40名 TEL 052-811-6036 修行内容:座禅、説法、掃除、虫取り、木登り、インディアンテントでの遊びなど 会費:2,500円(傷害保険・移動費含む) |
ホームページ | https://chourakuji.or.jp/event/ |
長楽寺の座禅体験
座禅会は、本堂で午後6時から行われます。(名前を記帳します)
座禅は午後6時30分頃から始まります。
ここでは、永平寺の流れを汲む座禅を体験します。
座禅が初めての方は、午後6時頃に来て座禅の作法を教わります。
座禅の効果
- 座禅は、曹洞宗などの禅宗で行われる修行です。正しい姿勢と呼吸法により、心を落ち着け、集中力を高めます。
- 座禅を行うことで、副交感神経が優位になり、心身をリラックスさせる効果があるとされています。
- 自分自身と向き合い、内省を深めることで、心の平穏を得ることができるようになります。
座禅の作法
僧侶の方に教わった座禅の作法を簡単に説明しますね♪
- 準備
-
初心者の方は、壁と向き合える場を選び、座蒲(ざふ)を用意して座ります。
座蒲を手のひらで押して整えます。 - あいさつ
-
自分の坐る側に向かってあいさつします。
右回りをして向かい側の人にあいさつします。 - 着座
-
結跏趺坐(けっかふざ)・半跏趺坐(はんかふざ)どちらで座ってもいいそうです。
坐蒲(ざふ)の上に座り、両膝とお尻の3点で上体を支えるように座る。 - 姿勢
-
ゆったりと背骨を伸ばし、あごを軽くひき、前かがみにならないようにする。
(僧侶の方が姿勢をおしえてくださいます)
耳と肩のラインが一直線になるよう背筋を伸ばします。 - 手を組む
-
右手の上に左手をのせ丹田の前で組み、親指の先を軽く触れ合わせます。
- 左右揺振(さゆうようしん)
-
体を左右にゆらし、徐々にゆらしを小さくし、中心になるところで止める。
- 呼吸
-
始まりの鐘がなったら、静かに鼻から息を吸い、口からゆっくりと息を吐きます。
この呼吸を2〜3回繰り返し、その後、鼻呼吸をします。
呼吸は自然に、深く長く行います。
呼吸を整えることで、心を落ち着かせます。 - 目線
-
目は完全には閉じずに、半眼(はんがん)にします。
半畳先を見る感じで、目を楽に保ちます。 - 心のあり方
-
無心を心がけます。
雑念が浮かんできても、それを無理に追い払おうとせず、ただ観察します。
思考や感情にとらわれないで、ただ「今」に意識を集中させます。 - 座禅終了
-
座禅終了の鐘がなったら、手をゆるめ、足をほどいて、体をほぐしゆっくりと立ち上がります。
坐蒲を整え、あいさつして終了します。
座禅の時間は20~30分程で、10分程を2回行います。
途中で経行(きんひん:堂内を静かに歩行すること)を行います。
座禅が終わった後は、お茶を飲みながら、僧侶の方が寺院や座禅について話してくださいます。
質問にも答えてくださり、参加者同士が語り合う時間もあります。
座禅を行う際の準備と注意事項
- ストレッチ性のあるズボンを着用する(お腹を締め付けないズボンにしたり、ベルトをはずす)
- 楽な服装にする(着替えも可能)
- 座禅前に靴下を脱ぐため、脱ぎやすい靴下を選ぶ(長楽寺では靴下を履いていてもOK)
- 座禅の時間は20~30分程度であることを念頭に置く
- 携帯の電源を切る
座禅を体験した感想
長楽寺での座禅体験は、普段日常では感じられない、自分の心と向き合う貴重な時間となりました。
日常生活の喧騒から離れ、壁と向き合い、ロウソクの火が静かに揺れる中で座禅を行いました。
夜だったこともあり、心静かに落ち着くことができ、その後も家では穏やかな気持ちで過ごすことができました。
座禅の後には、僧侶から座禅の心のあり方や仏教(お釈迦様)についての話を聞くことができ、とても興味深かったです。
長楽寺では定期的に座禅会が開催されているので、興味のある方は、ぜひ参加してみてください。
座禅会は気軽に参加できます。人数は、7~8人くらいでしょうか。
私の座禅で感じられた感覚
視覚
- 暗い本堂の中で揺れ動くろうそくの炎
- 静寂の中、ろうそくの灯りが壁に映し出す自分の影と僧侶の歩く姿が幻想的に浮かび上がるさま
聴覚
- 夜の自然の音(風の音、虫の鳴き声など)
- 最初はカラスの鳴き声が聞こえ、やがて虫の声へと移り行くさま
- 僧侶がゆっくりと静かに畳を踏む音
- 自分の呼吸の音
- 扇風機の音
嗅覚
- 本堂に漂うお香の香りや、古い木材の匂い
- 湿気を帯びた外の空気の匂い
- 外気の中に微かに感じる、木や花、コケなどの自然の匂い
触覚
- 窓から流れてくる風が頬に当たる感覚
- 扇風機の風が皮膚や髪に触れる感覚
- 顔や体がかゆくなる感覚
痛覚
- 足のしびれや痛み、体の痛み
座禅中、私はこれらの感覚を経験します。
視覚、聴覚、嗅覚を感じる時は、心地よく座禅に没頭できますが、頭には色々な思考や雑念が浮かび、無心になることが難しいです。
けれど、体の中で湧きあがる感覚に身を委ねると、「気持ちがいいなぁ」と感じ、自然に感謝の気持ちが湧いてきます。
そのうちに集中が途切れ、顔がかゆくなったり、足がしびれたり、首が痛くなったりします。(>_<)
座禅の体験は、完璧さを求めるよりも、自分の内面で起こる変化を受け入れ、自分を見つめる時間を大切にできればいいのではないかと思います。(個人の意見です♪)
こだわらないのが一番ですね(^^♪
「お寺で行う座禅はハードルが高いかな」と思っていましたが、長楽寺の座禅はとても気軽に行えました!
長楽寺の歴史
曹洞宗では本尊として、釈迦牟尼仏 (しゃかむにぶつ:お釈迦様)をおまつりするのが一般的ですが、長楽寺は、弘法大師が真言宗のお寺を創建している由縁で、本堂には大日如来様がまつられています。
年表
時代 | 年代 | 出来事 |
---|---|---|
平安時代 | 弘仁12年(821年) | 弘法大師(空海)が呼続の浜に「七堂伽藍」を創建 真言宗戸部道場寛蔵寺と名付け、鎮守清水叱枳尼眞天を安置 |
室町時代 | 文明6年(1474年) | 義山禅師が長楽寺を再興 明谷禅師を中興の開祖として曹洞宗に改宗、寺名を長楽寺と改名 |
戦国時代 | 永正5年(1508年) | 今川氏親が長楽寺を深く信仰し、多くの諸堂を再建 |
江戸時代 | 寛永11年(1634年) | 火災により諸堂が焼失 永久和尚と石崖和尚が再建に努め、現在の堂塔が復元 |
明治時代 | 明治6年(1873年) | 「寺小屋」が設けられ、呼続小学校が開かれるまで子どもたちの教育の場所となる |
現代 | 令和24年(2024年) | 現在も寺小屋「自然塾」が開催 大人も子どもも学ぶ場所として地域に開放されている |
歴史
長楽寺は、山号を稲荷山とする曹洞宗の寺院です。
約1200年もの歴史があり、弘法大師(空海)が弘仁12年(821年)に真言宗を広めるために巡錫(じゅんしゃく)した際に、呼続の浜に「七堂伽藍(しちどうがらん)」を創建したことが始まりとされています。
空海は、真言宗戸部道場寛蔵寺(かんぞうじ)と名付け、鎮守清水叱枳尼眞天(しみずだきにしんてん)を鎮守神として安置しました。
その後、長楽寺は、一山十二坊(いちざんじゅうにぼう)を有する寺になりましたが、次第に衰退しました。
文明6年(1474年)に、義山禅師が再興されます。
そして、明谷禅師を中興の開祖として、宗派も「曹洞宗」に改宗し、寺名を「長楽寺」と改名します。
永正5年(1508年)今川氏親(義元の父)が、この寺を信仰し、多くの諸堂を再建したと伝えられています。
戦国時代には、織田・今川両氏が尾張と三河の支配をめぐる争いの場となっています。
長楽寺から清水稲荷へ向かう途中にある谷は、両家の国境線とも言われています。
谷には呼続ヶ浜まで川が流れ、その沿岸では製塩が行われていたそうです。
長楽寺には、塩汲桶とかくはん棒といった、かつて塩作りに使われていた道具が残っています。
それらは、天福寺の寺男が使っていたものとされています。
長楽寺は、寛永11年(1634年)の夏に、火災により諸堂が焼失しました。
その後、永久和尚と石崖和尚が再建に努め、現在の堂塔が復元されたようです。
明治6年(1873年)に寺小屋が設けられ、呼続小学校が開かれるまで子どもたちの教育の場となっていたそうです。
現在も子どもたちの健やかな成長を願い、寺小屋『自然塾』が開催されています。
今も大切な教えを、大人も子どももここで学ぶことができます。
参考文献:荒川銀次郎著作 『戸部村考』 昭和46年5月1日発行 長楽寺 p. 15
清水稲荷の歴史
清水稲荷は、弘法大師がこの地に訪れ、寛蔵寺に鎮守清水叱枳尼眞天(しみずだきにしんてん)を安置したことから始まります。
清水稲荷の叱枳尼眞天は豊川稲荷「妙厳寺」( みょうごんじ)の御分霊だそうです。
慶長8年(1603年)、津島神社から素戔嗚尊(すさのおのみこと)が勧請され、慶長11年(1606年)に清州城主の松平忠吉(徳川家康の四男)が病気平癒を祈願に訪れます。
その後、病気が快復したので、そのお礼に富部神社を建立します。
その際、長楽寺の境内に清水稲荷社を置き、寛蔵寺から清水叱枳尼眞天を移したということです。
昭和46年発行の『戸部村考』によると、寛蔵寺は、戸部二丁目あたりにあったと記述されています。
「寛蔵寺旧跡」と刻まれた台座と地蔵が、祀られたそうです。
尚戸部町二丁目(戸部北部)棚瀬氏横ノ路傍に寛蔵寺趾ト刻シタ石の標識ト地蔵尊ガ現在も有ル
引用:荒川銀次郎著 『戸部村考』 昭和46年5月1日発行 長楽寺 p. 13
参考文献:荒川銀次郎著作 『戸部村考』 昭和46年5月1日発行 長楽寺 p. 13
本殿の横には、松平忠吉が病気平癒祈願の記念で植えた松と「徳川忠吉公平癒松」と書かれた石碑があります。
石碑には慶長11年(1606)丙午と記されています。
立木観世音菩薩
立木観音堂のご本尊立木観世音菩薩。
立木観世音菩薩由来
以下は、「立木観世音由緒」「立木観世音菩薩の由来」の内容です。
寛政10年(1798年)、17世の智海和尚が、境内にあった樹齢600年の松の木の下に観音石像を安置し、霊木としました。
しかし、大正10年(1921年)の秋にその松が枯れてしまい、伐り倒そうとしたところ、その夜清水尊天が夢に現れ、「この松には観世音菩薩が降臨されているので、立木のまま十一面大士の尊像を彫刻して供養しなさい」というお告げがありました。
7日ほどが経ち、80歳ほどのお遍路の老人が訪れ、「庭の枯れかかっている老松はどうされるのか」と尋ねました。
「弘法大師が作られた立木観世音を彫刻する」と答えると、その老人は、「御当山の繁栄は限りないことでしょう。ご祈祷してあげましょう」と言いました。そして、松に光明真言を唱えながら三匝(さんそう:ぐるりとめぐること)し、そして消えてしまいました。
不思議に思い清水尊天に伺うと、「その老人こそが弘法大師の化身である」とお告げを受けました。
その不思議なできごとを参詣人に語り、助力を乞い、鎮守清水叱枳尼眞天および諸天善神、熱田皇大に祈願し、百日の大般若経を転読して、立木のまま十一面観世音菩薩の尊像を彫刻したそうです。
また、この木で小さな観音像を三百三十三体、大黒天像を百体彫刻し、信者に授与したそうです。
ある日、観世音を信仰する信者の家に雷が落ちました。
しかし、家の人は少しのけがもなく災難を免れることができたので、これを観音様のご利益と喜びました。
このような霊験が度々あったので、うわさが四方に広がり、雷除けの観音とよばれ、参詣人が増えたのだそうです。
出典:尾張三十三所観音霊場第四番札所 弘法大師 御作写 立木観世音由緒 稲荷山前住 久喜機外 記
尾張三十三観音・東海百観音霊場 第四番札所 立木観世音菩薩の由来 稲荷山長楽寺 29世 久喜清外 記
立木観音様ご利益
立木観音様の由来は、弘法大師(空海)が、大厄の際に観音様にお導きいただき、「何人も免れ難い厄難があり、自分の災厄のみならず人々の厄難厄病を救い給え」と心願を込めて、観世音菩薩の尊像を立木のままに彫刻したという逸話があります。
立木観音さまの功徳は、老若男女を問わず、心願成就、病気平癒、無病息災、家内安全などのご利益があるそうです。
長楽寺の見どころ
動物観音
山門の左側には動物観音様がいらっしゃいます。
多くの方が愛したペットのためにお参りされます。
盲導犬慰霊碑
盲導犬慰霊碑は、主人を車から守るために片足を失った名犬サーブが眠っています。
合同慰霊碑地蔵菩薩
たくさんの人が訪問し、花が手向けられます。
わが家のペットたちもここで安らかに眠っています。
動物守護観音
医留薬師如来と蓬莱(ほうらい)の水
戦国武将がお参りの際、縄文以前から湧き出る境内の清水を飲んだとされています。
この水は、医留薬師如来のご加護があるとされ、「蓬莱の水」と呼ばれています。
立木観音堂装飾
鬼瓦は、棟の端に設置され、建物を守る魔除けや防火の意味が込められているそうです。
鬼瓦の飾りに「右離れ立ち葵の紋」が使われています。
お寺の寺紋のようです。
境内「文官石人」
清水稲荷には多くの韓国の文官石人が置かれています。
参詣する人をもてなすために置かれたのだそうです。
それぞれ味のあるお顔をされています♪鼻から草が出ていてかわいいですね(*^^*)
石人たちは何を語り合っているのでしょうか?集会をしているようにもみえます。とても不思議です。(*^^*)
長楽寺の石人は、長い年月にわたり子どもや道行く人、お参りする人を見守り続けてきたのでしょう。時を刻みながら地域の守り神となりその役割を果たし続けているのだと思います。
この写真の石垣は、水野帯刀忠光(たてわきただみつ)の屋敷跡とされています。
水野忠光は戦国武将であり、織田家の家臣でした。
永禄3年(1560年)の桶狭間の戦いで丹下砦を守るなど、その功績が知られています。
JR笠寺駅付近の立脇町には、水野忠光が所有した塩田や帯刀廓(たてわきくるわ)があったそうです。
その面積は約4.95ヘクタールに及んだということです。
また、長楽寺には水野一族の供養塔も残っているそうです。
たくさんの塩が取れたのでしょうね!
参考文献:著作 加納誠『桜村・戸部村・新屋敷村 第一快史跡めぐり』 主催 春日野学区連絡協議会 p. 13
東海道宿駅制度制定400年記念碑
清水稲荷の鳥居横に東海道宿駅制度制定400年記念碑があります。
宿駅制度制定400年記念碑
今に残る東海道 は、徳川家康 による宿駅制度制定以来、わが国の代表的な幹線道路として産業・経済・文化の発展に大きく寄与してきた。江戸時代東海道の西側には、呼続浜の潮騒が磯を洗い、大磯の名を残している。ここで造られた塩は塩付街道を通じて小牧・信州に送られていた。東側には、松林を遠く望む風光明媚な景勝地として有名であった。
現在は繁華な町となるも、長楽寺・富部神社・桜神明社など、名所旧跡を多く残し、今日に至るまで数々の歴史の重みに想いをはせるものである。平成十三年吉日
名古屋市・呼続学区
引用:宿駅制度制定400年記念碑案内
長楽寺の東側の細い道には、鎌倉街道(下の道)が通っており、塩付街道と合流しています。
さらに東側には東海道が通っています。
長楽寺周辺には、街道の道標が残されています。かつては、この街道は、人や物資を繋ぐ交通の要衝として、重要な役割を果たしてきたことがわかります。
街道沿いに残る道標を訪ね歩くのもおすすめです。
長楽寺基本情報
名称 | 長楽寺動物霊園 |
住所 | 〒457-0014 愛知県名古屋市南区呼続4丁目13番の18 |
TEL | 052-811-6036 |
駐車場 | 約50台 |
宗派 | 曹洞宗 |
ホームページ | https://chourakuji.or.jp/ |
アクセス | 名鉄名古屋本線「桜駅」から徒歩5分(400m) 名古屋市営地下鉄桜通線「桜本町駅」から徒歩約10分(700m) 車でアクセス:桜元町の交差点を西へ進み、呼続小学校と新郊中学校の間を左折し、突き当りまで直進すると、長楽寺に到着します |
まとめ
名古屋市南区にある長楽寺は、曹洞宗の寺院であり、動物霊園の総本山として知られています。
弘法大師空海が約1200年前に訪れた歴史ある寺院で、その風情ある佇まいは多くの参拝者を引きつけます。
境内には多くの見どころがあり、ゆっくり散策することをお勧めします。
また、長楽寺では毎月第3土曜日に本堂で座禅会が開催されています。
僧侶の方が丁寧に指導してくれますので、初心者の方も安心して参加できます。
心身のリフレッシュや心の平穏を求める方にとって、有意義な体験となるでしょう。
本記事では、長楽寺の御朱印、座禅体験や歴史、境内の見どころを紹介しました。
長楽寺を訪れ、歴史と自然、日本の仏教文化に触れながら、心身ともに癒されるひとときをお過ごしください。
この記事を最後までご覧くださりありがとうございました。
まだらさんでしょうか?写真は嫌いなようですね(*^^*)無理強いしてごめんね。
また会いましょう♪