- 富部神社御朱印について
- 富部神社お守りについて
- 戸部蛙とは何かについて
- 富部神社周辺について
愛知県名古屋市呼続にある富部神社へ行ってきました!
御朱印と授与品の紹介をします。
富部神社の境内には、笠寺の郷土玩具として親しまれてきた「戸部蛙」やその他のカエルの置物が点在しています。
境内には、異なる表情のユーモラスなカエルたちがあちこちにいますので、参拝あとに探してみるのも楽しみの一つです。
富部神社についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もごらんください♪
隣接する長楽寺さんの御朱印や座禅体験について紹介した記事です。
どうぞこちらもごらんください(^^♪
境内の可愛いカエルたち
境内のあちこちにいますので探してみてくださいね!ほかにも探すとまだいるのかもしれません。
富部神社の御朱印
富部神社の御朱印は特別御朱印や、毎月ごとの御朱印があります。御朱印は今まで同じものは一つもないとのことです。
富部神社のお守り
身護木札(みまもりきふだ) 初穂料五百円
引用:富部神社お札の案内書きより
神気を浴びた境内の樟(クスノキ)を御用材として一体ずつ氏子衆の手で丁寧に刻印制作した身護の木札です。
身護木札とは
身に帯びる事で大神の守護により邪や魔を寄付けないとされています。富部神社
孫が身護木札の紐を少し短くして身につけています。
普段はカバンに入れて外出し、寝る時は枕の下に入れて眠ります。
旅行に出かけるときはこれで安心です。
木札の返納について分からなかったので氏子さんに聞いてみました。
「木札は1年ごとに新調したほうがいいですか」と氏子さんに聞いたところ、「この身護木札はずっと持ち続けてもいいものだよ」とおっしゃっていました。
「気になるようでしたら新しいものにするといいですね」とのこと。
紐の色は赤、黄、紺色の三色あります。
下の孫は黄色を選んだので、上の孫は赤を持つことになりました(^^♪
たくさんの種類のお守りが社務所には並んでいます。「戸部蛙」の郷土玩具もこちらで購入することができます。カエルのお守りもあります。
カエルおみくじもあります。カエルのおなかには、ピンク色が「御縁蛙」、黄色が「幸福蛙」、緑色が「無事蛙」と書かれています。
戸部の蛙(とべのかえる)の由来
名古屋市道環状線沿いの笠寺西門バス停に「戸部蛙」が飾られています。
大きさはそれぞれあるようで、子どものカエルを背負ったものや相撲を取っている蛙などあります。
名古屋市見晴台考古資料館にも「戸部蛙」の展示物があります。
昔、戸部城主新左衛門の非道のふるまいに不満をもっていた農民が蛙の大群を放り投げ、「とべ跳べ(戸部)」と囃したてたという伝説にちなむとか、文化文政の頃(1804~1830)笠寺の瓦職人が瓦粘土で作ったことが始まりともいわれています。
引用:名古屋市見晴台考古資料館「戸部の蛙」より
戸部蛙 縁起
引用:富部神社お札の案内書きより一部抜粋
戸部新左衛門は信長も戦闘を避けたと伝えられる戦上手の豪傑武将でした。果断な性格で罪を犯す者は厳しく処罰しました。或日、その前を一匹の蛙が横切り家来に命じるも跳んで逃げる蛙は処罰できなかった。富部神社
いくつかの伝承がありますが、戸部新左衛門政直の故事に基づいて、富部神社で縁起物として復刻されました。
蛙が切られずに命拾いをして無事だったことに由来し、瓦職人が「無事に帰る」という願いを込めて、笠寺観音の参道で売られたのが始まりと言われています。
富部神社基本情報
名称 | 富部神社 |
所在地 | 〒457-0014 愛知県名古屋市南区呼続4-13-38 |
TEL | 052-821-2909 |
駐車場 | 3台 |
トイレ | 有 |
アクセス | 名鉄本線「桜駅」から南西方向に徒歩約10分 地下鉄桜通線「桜本町駅」から徒歩約15分 |
受付時間 | 午前9時~午後3時 |
ホームページ | https://www.tobe-shrine.org/ |
富部神社周辺散策おすすめ情報
境内周辺
居森社や八王子社、そして龍王社の横を抜けると、呼続公園につながる小道があります。
孟宗竹の林には神域を示すしめ縄が貼られています。とてもきれいな竹林です。
このエリアの空気はとても澄んでおり、深呼吸すると体が浄化されるようです。
竹林を進んで小道を下り、湧き水が流れる湿地を通り過ぎると、呼続公園の曽池に到着します。
呼続公園
呼続公園は、四季折々の風景を楽しめる公園です。
春には桜や椿が咲き誇り、夏は新緑が映え、秋は紅葉が美しく、冬は静寂を漂わせています。
また、この公園一帯は、縄文晩期から中世までの「曽池遺跡」という遺跡の上にあります。
発掘調査では、住居や井戸の遺構、縄文から各時代の土器類、木器、宋銭などが出土しており、当時の人々の暮らしぶりをうかがうことができます。
特に、曽池は江戸時代の絵図にも描かれており、古くから重要な場所であったことがわかります。
池のほとりには「源頼朝の旗掛け松」という石碑があり、歴史を感じることができます。
「源頼朝の旗掛け松」から東へ進むと長楽寺へと抜ける道があります。
源頼朝公旗掛松について
呼続公園の「源頼朝の旗掛け松」について、こんな記述がありました。掲載しておきますね(^^♪
百毫寺の境内に二代目を思われる旗掛けの松がありましが、昭和20年(1945)戦災で倒れてしまったといわれています。「源頼朝公旗掛松」の石柱はその木の脇にありましたが、木もないのに石柱があるのはおかしいとのことで、呼続公園の曽池の北にある大きな松(幹回り3.6m)のそばに置き換えられました。
引用:東海道散策(笠寺~山崎橋)第五回 史跡めぐり 眉間山 百毫寺 源頼朝公旗掛松より
呼続公園 管理運営方針 – 名古屋市参照
南区史跡散策路 散策ガイド 呼続公園参照
東海道散策(笠寺~山崎橋)第五回 史跡めぐり参照
長楽寺
清水稲荷殿から本堂につながる道です。北へ進むと本堂や、立木観音堂に行くことができます。
立木観音堂には、立木観世音菩薩がお祀りされています。
まとめ
愛知県名古屋市南区にある富部神社は、古くから厄除けや病気平癒のご利益があるとされています。
特に、清洲城主の松平忠吉公が病気平癒を祈願したところ、たちまち快復したという逸話が残っており、多くの方が健康祈願に訪れています。
そして、今回ご紹介した富部神社の御朱印は、毎月デザインが変わるのが魅力です。
季節やイベントに合わせた特別な御朱印もあり、参拝者に人気があります。
参拝後は、富部神社周辺の長楽寺や呼続公園の曽池や噴水などを散策するのもおすすめです。
富部神社から呼続公園を経由して長楽寺まで歩くと、約1時間かかりますが、アップダウンもあるので良い運動になります(*^-^*)
神社周辺の静かな森で、心身をリフレッシュすること間違いなしですね!
富部神社を訪れた際には、ぜひ御朱印をいただき、周辺のパワースポットも合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。
この記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。