トイレの神様【烏枢沙摩明王】金運、健康運のご利益はある？トイレ掃除で開運する方法

2025年6月20日2025年6月23日

こんにちは。
今回は、トイレ掃除を通じて開運・金運をアップする方法をご紹介します！

皆さんは、「トイレを掃除すると金運が上がる」と聞いたことはありませんか？

実はトイレには、浄化の力を持つ「烏枢沙摩明王（うすさまみょうおう）」という仏様がいらっしゃるそうです。
トイレをきれいに保つことで明王様のご加護を得て、運が開けると信じられています。

烏枢沙摩明王は、古代インドの炎の神として崇められてきました。
日本の仏教では、火の力で穢れ（けがれ）や悪を浄化する東司（とうす：お手洗いのこと）の仏様として知られています。
その浄化の力が尊ばれ、やがて「トイレの神様」「下の神様」として信仰されるようになりました。

では、どうすれば神様のご加護を受け、金運を引き寄せることができるでしょうか？

答えはとても簡単です。

トイレを丁寧に掃除し、清潔に保つことです。
すると、烏枢沙摩明王様が、あらゆる不浄からお守りくださいます。

風水では、トイレは陰の気がこもりやすい場所とされ、汚れたままにしておくと悪運を引き寄せる原因になると考えられています。

逆に、トイレ掃除をこまめに行うと邪気が祓われ、良い気の流れが作られるといわれます。

良い気の流れは運を引き寄せ、良い縁やチャンスに恵まれます！

また日蓮聖人の教えの一つ「陰徳（いんとく）あれば陽報（ようほう）あり」という言葉をご存じでしょうか？
これは、「人に知られぬ善行を積んだ者には、必ず良い報いが訪れる」という教えです。

この教えをトイレ掃除に当てはめてみましょう。

人知れず心を込めてトイレをきれいにすると、皆が気持ちよく利用できる場所になります♪

「褒められたい」「感謝されたい」といった見返りを求めず、ただ心を込めて善行を重ねていく。

そうして積み重ねた徳が、やがて巡り巡って良き報いとなり、自分のもとへ返ってくる。

こうした日々の実践こそが、運気を好転させるきっかけになるのだと思います。

今回は、トイレ掃除によって烏枢沙摩明王様のご加護をいただき、運気を整える方法をご紹介します。
今日から簡単に始められるので、ぜひ試してみてくださいね♪

烏枢沙摩明王とは？

烏枢沙摩明王について

うすさま明王の名前には「烏枢沙摩」「烏瑟娑摩」「烏枢瑟摩」「烏蒭沙摩」といった異なる表記があります。

烏枢沙摩明王は、密教において信仰される明王の一尊といわれます。
その身にまとう炎の力で、あらゆる不浄を焼き尽くし、清浄へと導くのだそうです。

特に穢れを取り除く力があり、お手洗いにお祀りすると、功徳が一層高まるといわれています。
現代では「トイレの神様」として人々に親しまれています。

miko

烏枢沙摩明王様のお札を、トイレに貼るといいですね！

真言: オンクロダノウウンジャクソワカ
ご利益: 不浄を祓う、安産、婦人病、しもの病、心身清浄、煩悩の浄化、小児夜啼き（よなき）、夜尿症等

名古屋でお札がいただけるお寺

ご紹介する興國山大光院、天林山西方院は、「烏瑟娑摩明王」の名前です。

興國山大光院

名称	興國山大光院（こうこくさんだいこういん）
住所	〒460-0011　愛知県名古屋市中区大須2丁目7-25　＞＞地図を開く
電話番号	052-231-5413
アクセス	地下鉄鶴舞線「大須観音駅」２番出口より徒歩３分
御朱印・御札	有
受付時間	土日９時～16時（昼休み中は不可）と縁日の毎月28日

烏瑟娑摩明王さまは、「穢跡金剛経」に、「昔、お釋迦様に誓い、あらゆる不浄を清浄に改める神通力を備わった」とあり　一切のけがれや悪を浄める力を持つ東司（お手洗）の仏様「下の神様」です。
引用：興國山大光院の案内板より

烏瑟沙摩明王様は、下半身の諸病を癒す功徳を持つとされ、特に女性特有の病に霊験あらたかといわれています。

そのご加護は性別を問わず、あらゆる心身の病や苦痛を快癒（かいゆ）へ導くとされています。

授与所でいただいたお札は、額に入れました♪

また、お札の案内書に記されていた真言も一緒に貼り、トイレに入るたびに唱えるようにしています。

ご真言は、烏瑟沙摩明王尊のご真言です。お手洗いに入る際には、なるべく御札様に向かい手を合わせ、真言をお唱え下さい。
引用：興國山大光院　赤門明王殿「お札様の祀り方」より

※御朱印は、土日９時～16時（昼休み中は不可）と縁日の毎月28日。

お札の貼り方

お手洗いの中に貼ると、功徳がより高まるとされています。

お手洗い入口の扉の上
お手洗いの中、正面または側面で、南向きか東向きの壁面の上方

お札はガビョウなどで留めないようにします。
お札は一年ごとの取り替えがおすすめです。
古いお札は、授与を受けたお寺に納めてお焚き上げしていただきましょう。

真言宗智山派西方院

名所	西方院（さいほういん）
住所	〒457-0051　愛知県名古屋市南区笠寺町上新町81　＞＞地図を開く
電話番号	052-811-6682
アクセス	名鉄「本笠寺駅」より徒歩約5分
御朱印・御札	有
受付時間	9時～16時

笠寺の西方院の明王堂には、烏瑟沙摩明王が祀られています。

　うすさま明王様は不浄を転じて清浄にする功徳（くどく）をもっていますので、不浄除の守護仏（便所の守護仏又毒蛇などの虫の害から守ってくださる仏）として信仰されております。尚この明王様は安産、婦人病、しもの病に霊験（れいけん）あらたかであります。
　老若男女（ろうにゃくなんにょ）を問わずお「下（しも）」のお世話をかけないようにと祈願し、心身ともに不浄を除き和（なご）やかで幸せな生活ができるようにとご参詣（さんけい）ください。
天林山西方院
引用：天林山西方院境内案内図より

トイレ掃除を大切にした有名な創業者

トイレ掃除を実践した創業者の中でも、特に知られているのがイエローハットの鍵山秀三郎（かぎやま・ひでざぶろう）さんです。

イエローハット創業者の鍵山秀三郎さんは、自動車部品卸業を大手企業へと育て上げた経営者です。
鍵山氏は、社内のトイレ掃除を率先して行うことで社員の意識改革を促しました。
掃除により謙虚さや気づきの心が育まれ、社員のモラルやサービス精神が向上したといわれています。
この掃除の習慣が会社全体に根付き、結果として顧客満足度の向上にもつながったといわれています。

参考ウエブサイト：東洋経済ONLINE130th　ホームページ
「81歳創業者は､なぜトイレを素手で磨くのか　イエローハット､世界のトイレ掃除に挑む！」

トイレ掃除で運気を上げるポイント

トイレ掃除を習慣にする
汚れがたまらないよう、こまめに掃除を行う。
水洗トイレのタンク内のカビを防ぐ。
お札を貼る
お札を高い場所に貼り、掃除の前に手を合わせたり、真言を唱えたりする。
心を込めて掃除する
トイレ掃除をただの作業としてではなく、心を込めて無心で取り組む。
換気をして気の流れを良くする
窓を開けたり、換気扇を回すなどして新鮮な空気を取り入れる。
トイレの蓋を閉める
感染症のリスクを減らし、衛生環境を保つために使用後は蓋を閉める。
運気が下がらないよう心がける。
掃除道具を清潔に保つ
掃除で使った雑巾やブラシはきちんと洗う。
道具は目につかない場所に収納する。
神様への感謝の気持ちを持つ
家族が健康であること、清潔なトイレが使えること、水のある暮らしに感謝する。

miko

トイレがピカピカだと、とても気持ちがいいですね♪

まとめ

トイレ掃除をするとどうして開運するのでしょうか？

トイレ掃除が開運につながる理由は、環境・心理・風水・哲学など、さまざまな観点から読み解くことができると思います。

たとえば、
トイレ掃除 → 不浄を祓う → 環境が整う → 心が整う → 運気が巡る → 家計管理が整う → 金運が高まる

この積み重ねが、やがて良い結果として実を結ぶ――そんな流れがトイレ掃除にはあるように思います。

烏枢沙摩明王の力で不浄を祓う
烏枢沙摩明王は、炎の力で穢れを浄化する仏様です。
トイレをいつもきれいにして、不浄を祓いましょう。
お札を貼り、真言を唱えることで悪い気が祓えるといわれています。
日々の掃除を丁寧に行い、烏枢沙摩明王様への感謝の気持ちを深めます。
掃除で心が整う
トイレ掃除を無心で取り組んでみる。
雑念を手放し、目の前の掃除に集中することで、精神的な安定が生まれ、前向きな思考へと導かれます。
気の流れを良くする
風水では、トイレは汚れがたまり、悪い気が停滞する場所といわれます。
こまめに掃除を行い清潔に保つことで気の流れが整い、金運や健康運の向上につながるといわれます。
陰徳陽報の教え
トイレ掃除は、人知れず善行を積む「陰徳」のひとつとされます。
誰もが避けがちな場所をきれいに整えることで、良い運が巡ってきます。
トイレ掃除の習慣で金運が上がる
トイレは、体に取り入れたものを不要なものとして排出する場所で、汚れがたまりやすい空間とされています。
丁寧に掃除して環境を整えることは、「不要なものを手放し、必要なものを活かす」習慣につながるといわれます。
この考え方は、企業経営の収支管理にも通じます。
「入るもの（収入）」と「出るもの（支出）」を明確にすることで、無駄を省き、必要なものを見極めて適切に活用する――その結果、安定した収益が生み出されます。
この仕組みは、個人の金銭管理にも応用できます。
トイレ掃除を習慣にすることで、自然と身の回りを整える意識が高まり、無駄遣いが減っていきます。
家計の収支バランスも整い、その積み重ねがやがて金運アップへとつながっていきます。