名古屋洲崎神社ちょうちん祭り見どころ紹介

洲崎神社ちょうちん祭り

今年の7月15日・16日に開催された、洲崎神社「ちょうちん祭り」を紹介します!

「ちょうちん祭り」は、毎年7月の第3土曜・日曜に開かれる夏祭りです。

私は、7月15日の午後から行ってきました。

午後7時頃には、多くの人が「茅の輪(ちのわ)くぐり」をしようと鳥居の外まで並んでいます。

赤と白のちょうちんが境内を彩り、太鼓や笛の音、鈴の音が響き渡り、夏の風物詩を象徴しています♪

また、カニ釣り、くじ引きなどのイベントが開かれ、子どもたちが、カニ釣りに夢中になっています(^^♪

子どものイベントカニ釣り
カニ釣りをする子ども


境外では、くじ引き、スーパーボールすくいの露天が出たり、からあげ、串カツ、かき氷などの屋台が出て、多くの人が楽しんでいました。

この記事は、洲崎神社の「ちょうちん祭り」「茅の輪くぐり」についてや、祭りの動画、アクセス情報、周辺情報などを紹介します!

洲崎神社の茅の輪くぐり神事
洲崎神社の茅の輪くぐり

夏の思い出が一つ増えました!

miko

洲崎神社の魅力と縁結びの「小さい鳥居くぐり」参拝方法など紹介していますので、こちらもぜひご覧ください!

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目次

洲崎神社ちょうちん祭り動画(YouTubeチャンネル開設しました!)

洲崎神社の御祭神・御神徳

御祭神

祭神

素戔嗚尊(すさのおのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)、五男三女神、

相殿

布都御魂(ふつのみたま)、石神、道祖神の猿田彦命(さるたひこのみこと)、天鈿女命(あめのうずめのみこと)

御神徳

素戔嗚尊

病を除き身に起こる災厄を除き給う大神

稲田姫命

学問「むすび」の神で民衆信仰の祖神

布都御魂

フツミタマの霊剣で災いを断ちのぞく神

猿田彦命

古来物事のはじめに災害を祓い、善い方にみちびき給う神

天鈿女命

縁結び、俳優、神楽、技芸の祖神

洲崎神社ちょうちん祭りはいつから始まったの?

洲崎神社の二の鳥居とちょうちん飾り

洲崎神社の「ちょうちん祭り」は、江戸時代から始まりました。

洲崎は太古の時代、入江で地神「石神」が祀られていました。

平安時代に入り、素戔嗚尊(すさのをのみこと)が奉斎(ほうさい:神仏などを慎んでまつること)されています。

素戔嗚尊は、広井天王(ひろいてんのう)、牛頭天王(ごずてんのう)とよばれました。

江戸時代の慶長前までは、村人たちが、旧暦6月14・15日あたりから1ヶ月間祭りを続けました。

ちょうちんを奉納し、明かりをつけていたことが、今の「ちょうちん祭り」の始まりといわれています。

洲崎の天王祭は、東照宮時代祭と並ぶ二大祭で、ちょうちんを飾った「巻きわら船」なども出て、人々を楽しませたそうです。

今もこの時期に夏祭りがおこなわれ、地域の人や参拝客が、ちょうちんを奉献(ほうけん:神仏に物を献上すること。)しています。

ちょうちん奉献についての案内板
ちょうちん奉献についての案内板

洲崎神社茅の輪くぐり

※茅の輪くぐり(わくぐり)
(案内板には「わくぐり」と表記されていますので、同じ表記を使用しています)

わくぐりお参りの様子 

輪くぐり横からの写真

「わくぐり」には「蘇民将来之子孫也」と書かれた「人形(ひとがた)」がかかっています。
この輪の中を左・右・左と8の字にくぐっていきます。

蘇民将来と書かれた札と茅

「蘇民将来之子孫也」と書かれた「茅(かや)」。
奉納する「人形」が別にもあります。
あわせて初穂料300円。

洲崎神社輪くぐりの手順

看板の説明を読み、輪の前に進みます。
神職さんが「わくぐり」のやり方を説明してくれました。

三宝へ人形(ひとがた)を入れている

祭壇まで進んだら、一礼します。
そのあと「人形」を置き、無病息災を祈ります。
「今年半分、無事にすごせたことを感謝します。残り半分、無事に過ごせますように!」と祈願しました(^^♪

蘇民将来の子孫也と書かれた札と茅

「蘇民将来之子孫也」と書かれた「人形」。家にお守りとして持ち帰りました。

洲崎神社と書かれた札と茅

「洲崎神社」と書かれています。茅の輪は、疫病(えきびょう)除け、厄除けのお守りにもなるそうです。

わくぐりおまいり順序
  1. 「人形(ひとがた)」がついた「茅(カヤ)」を一つ300円で受けます。(二人で参拝しましたが、「一つだけでいいよ」といわれました)。
  2. 「人形」の奉納。自分の氏名・住所・年齢を記入し「人形」に息を3回吹きかけます。
    神職さんに「人形を自分の分身だと思って、気持ちを込めて息を吹きかけなさい」と教えていただきました。
    「人形」は、私たちの体につく、罪けがれを代わりに受け取り、お祓いすることで清浄にしてくれます。
  3. 「茅」で作られた輪を左・右・左と8の字にくぐってお参りをします。
  4. 前に進み出て、「三宝(さんぽう)」に「人形」を入れます。
  5. 神殿まで進み、お参りをして「茅」を家に持ち帰ります。
    玄関の内側か、神棚や柱に貼りつけると難を除くといわれています。
  6. 来年の「わくぐり」にすべての難をはらい「茅」を焼納します。

※「茅(カヤ)」の持ち帰りができない人は、祭壇の横におかれた箱に納めます。
「茅」をお守りとして持ち帰ってもいいそうです。
持ち帰った「茅」は玄関に飾って災厄除けにも!

わくぐりの由来

わくぐりの由来

神代の昔 素戔嗚尊が旅の途中 或る所で土民の蘇民将来巨旦将来の兄弟に宿を求められた 貧しい身の蘇民は粟飯などでおもてなしをして心よくお泊めした その後年をへて再び蘇民将来の家をおとづれ「もし天下に疫病が流行した時には”カヤ”で輪を作りこれを腰につければ病にはならない」と教えられた
この故事に基づき蘇民将来と書いて玄関にはれば災厄をまぬがれるという信仰が生じ 又祓の神事に茅輪を作ってこれをくぐり越えるようになった

洲崎神社 鳥居の前の看板案内より
miko

「蘇民将来札」も初穂料1000円で受けられます。
玄関にはることで、蘇民将来の子孫である証とし、悪いことが起こらないようにするんでしょうね♪心強い!

洲崎神社基本情報

基本情報

名称洲崎神社
住所〒460-0008 名古屋市中区栄1-31-25
電話052-201-3834(洲崎神社社務所)
FAX052-212-0445(洲崎神社社務所)
駐車場無  近隣の有料駐車場有
アクセス名古屋市営地下鉄鶴舞線「大須観音駅」から「洲崎神社」まで 徒歩8分
参拝時間24時間
定休日

アクセスマップ

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