皆さん、こんにちは!
今回は、滋賀県大津市にある「伊豆神社」をご紹介します。
この神社は恋愛成就のパワースポットとして有名です。
特に注目を集めるのが、境内にあるハート型の霊石「幸福を呼ぶ石」。
この石をそっとなでると、縁結びや幸運のご利益があるといわれています。
伊豆神社の鳥居をくぐると、立派な拝殿と奥に建つ格式高い本殿が目に入り、歴史の重みを感じさせます。
また、境内には御神木が立ち、癒しの空間が広がっています。
自然を感じながら散策を楽しむのもおすすめです。
手水舎には季節の花が浮かべられ、かわいらしい雰囲気を作っています。
堅田には、近江八景の一つ「堅田の落雁」で知られる「浮御堂」もありますので、神社参拝とあわせて訪れてみてはいかがでしょうか♪
伝統と文化が息づく伊豆神社で、ゆったりとした時間をお楽しみください♪
浮御堂について詳しく知りたい方は、ぜひこちらもご覧ください。


伊豆神社とは?
伊豆神社の由来

伊豆神社は、神田神社の両社殿よりなっていたそうです。
寛平4年(892年)、宇多天皇の御代に、比叡山の法性坊尊意僧正が三嶋明神の分霊を勧請し、創建したと伝わります。
神田神社は、京都の賀茂御祖神社から玉依姫命(たまよりひめのみこと)を勧請しました。
堅田はかつて賀茂神社の神領であったため、伊豆神社の神紋「二葉葵」は、賀茂神社と同じといわれます。
神田大明神と伊豆大権現の二柱を祀ったことで、「堅田大宮」と奉称され、堅田全域の総鎮守として崇敬されてきました。
永禄十二年(1569年)に兵火により、天正年間に伊豆神社のみ再建されました。
明治九年に村社に加列、大正十年神饌幣帛料供進(しんせんへいはくりょうきょうしん)指定されています。
参考文献 伊豆神社境内案内板より 滋賀県神社庁「伊豆神社 御由緒」参照
神饌幣帛料供進神社
「神饌幣帛料供進神社」とは、国が神社に対して、神事で使用する供物(神饌)や儀式に用いる布・紙など(幣帛)の費用を支給する対象として認められた神社のこと。
この指定は、神社が地域や歴史において重要と評価されたことを示します。
御祭神

大山祇命(おおやまずみのみこと)
農林業、鉱業、海運、漁業、酒造など多岐にわたり、開運の神と崇められています。
大山祗命とは?
『日本書紀』の神系譜 第五段の本文 第六の「山祇(山の神たち)」と記述があり、第七には、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が軻遇突智(かぐつち)を剣で斬り、その体から生まれたとされています。
伊豆神社のパワースポットは?

「幸福を呼ぶ石」をもとにしてデザインされたキャラクターの「心ちゃん」は絵馬にも描かれています。
伊豆神社の霊石「幸福を呼ぶ石」


伊豆神社の霊石は、「幸福を呼ぶ石」と呼ばれています。
石の形が「ハート」のようにみえることからそう呼ばれ、石にはパワーが感じられます。
石の上部を撫でると幸せを呼んだり、恋しい人に思いが叶うと伝えられます。
伊豆神社の霊石
引用:「伊豆神社の霊石」案内より
昔から祀られているこの霊石を擦ると幸福になれる、又恋しい人にその想いが叶うと言い伝えられています
伊豆神社
伊豆神社の御神木
伊豆神社の御神木は、訪れる人々にとって心癒されるパワースポットになっています。
「無患子(むくろじ)」や「伊豆の楠」といった御神木に加え、「神紋・葵」や「ハートの木」と呼ばれる植物も大切に守られています。

御神木の無患子は、長寿の神様と一緒に祀られています。
ご利益は、子どもが病気にかからないよう守護する力があるとされています。


本殿の周囲には「楠の小径(くすのきのこみち)」という小道があり、一周できます。
裏手にまわると、堂々とした「伊豆の楠」が立ち、安らぎを感じます。
木々を眺めながら、ゆったりと散策を楽しんでみてくださいね♪
境内見どころ
堅田は、かつて海運の要所として繁栄し、伊豆神社もその歴史と深く結びついています。
神社の前には堅田藩陣屋跡があり、昭和初期まで物資を運ぶ船が頻繁に出入りしていたと伝えられます。
伊豆神社は琵琶湖の水運で特権を有し、「堅田大宮」として堅田全域の総鎮守となり、信仰を集めました。
境内にはその影響力を物語る立派な拝殿や本殿があります。
摂社には神明社、天満神社、年丸稲荷社があり、学業成就や商売繁盛、家内安全などのご利益が祈願できます。
伊豆神社参拝案内


参拝順路に沿って、伊豆神社を紹介します。
拝殿


本殿




伊勢大神宮の主祭神は、天照大御神をお祀りしています。
稲荷社・天満宮の鳥居


年丸稲荷大明神


年丸稲荷大明神は、商売繁盛、家内安全を祈願する神様です。
天満宮


天満宮は学問の神様である菅原道真公を祀り、学問成就などを願うことができます。
社務所


手水舎


手水舎には季節の花が浮かべられ、訪れる人々を楽しませています。
御朱印


- 伊豆神社御朱印
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直書き・書置き 200円
- 御神紋 二葉葵
- 印 近江国堅田大宮
- 社印 伊豆神社
伊豆神社基本情報


名称 | 伊豆神社 |
住所 | 〒520-0242 滋賀県大津市本堅田1丁目19-26 |
電話 | 077-573-2354 |
駐車場 | 無料駐車場有 |
御朱印 | 有 |
アクセス方法 | 公共交通機関 JR堅田駅から堅田出町行バス、堅田本町下車徒歩6分 自動車 湖西道路真野ICから15~20分 |
まとめ
伊豆神社の周辺には、歴史ある寺院や趣深い街並みが広がり、静かな散策スポットとして親しまれています。
堅田は、どこか懐かしさを感じさせる温かな雰囲気があります♪
また、「浮御堂」や一休さんが修行したと伝えられる「祥瑞寺」などの名所も見どころです。
歴史に触れながら散策を楽しんでみてくださいね♪
ぜひ伊豆神社へ足を運び、特別なひとときをお過ごしください。
最後まで記事をお読みくださりありがとうございました。
参考文献
滋賀県神社庁ウエブサイト 神社紹介「伊豆神社」御由緒 2025/3
https://www.shiga-jinjacho.jp/index.html
みんなが幸せになりますように!

