根尾谷にある淡墨桜を両親と一緒に見に行ってきました。
2023年開花予定は、4月上旬でしたが、今年の淡墨桜は、少し早めの開花となったので、3月27日に行くことになりました。
渋滞が予想されたので、朝早くに出発し、午前8時に到着。
天気も良く、満開の桜を存分に楽しみました。
まだ人が少なく、両親とゆっくりと散策することができました。
朝8時に行くのがベストですね!
この記事は、根尾谷淡墨桜に興味のある方、観光をしようと思っている方にオススメの記事です。
根尾谷の淡墨桜について
淡墨桜の由来
岐阜県根尾谷の淡墨桜は、樹齢1500年以上の「エドヒガン」の古木です。
日本三大巨桜のひとつで、国の天然記念物に指定されています。
「淡墨桜」という名前は、その花が散るころになると、花びらの色が淡い墨色になることから名付けられたそうです。
淡墨桜は、毎年4月上旬から中旬に見頃を迎え、シーズン中は多くの人が花見に訪れます。
岐阜県を代表する桜の名所であり、日本を代表する桜の一つです。
若々しい淡墨桜の二世
スロープを上がった場所に、「淡墨桜二世」も満開で見ごろを迎えていました。
少し小高い丘になっており、景観を眺めることができます。
淡墨桜より背が高く、花のつきも立派です。
山側にまわり、桜を見ますと、正面とは違った迫力を感じます。
樹齢1500年以上の古木は、幹が太く、枝は大きく横に広がっています。
けれど、その重さを支えることができず、多くの添え木で支えられています。
これは、淡墨桜が樹齢を重ねるにつれて、幹や枝が弱り、倒壊の危険があるためです。
多くの「桜守(さくらもり)」の方々が、淡墨桜を大切に守り、今日に至っています。
カメラを拡大して幹の部分を撮ると、中は空洞が多いように感じます。
樹齢を重ねるにつれて、幹が腐食しても、生き続けています。
正面からは、太く強い生命力を感じられましたが、反対側の花をつけることがない幹からは、生きてきたすごさを感じました。
淡墨桜は、私たちに自然の偉大さと、それを懸命に守り育ててきた人の優しさを教えてくれます。
淡墨観音
こちらのお堂は、大正12年3月に「故宮脇留之介氏」により建立されました。
淡墨桜の折損木を使い「聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)」を彫刻し、祀られています。
通称「淡墨観音」と呼ばれています。
淡墨観音堂御朱印
御朱印は、観音堂の授与所でいただけます。
淡墨公園
公園には、遊歩道があります。
今回は、母の足が悪いので行っていません。
下には川があり、遠くまで見渡せました。
一度は見てみたいと思っていた淡墨桜、満開の時期にみることができてラッキーでした。
来年は、散り際の淡墨桜を見に行こうと思います。
桜吹雪の中、淡墨桜を眺めながらゆっくり散策するのもいいですね!
淡墨公園基本情報
所在地 | 〒501-1524 岐阜県本巣市根尾板所上段995(淡墨公園) |
電話番号 | 観光専用ダイヤル 電話 058-323-0880(自動応答) 本巣市役所 根尾分庁舎 電話 0581-38-2511 |
市営駐車場 | 24時間・約700台 |
関連サイト | 根尾谷淡墨ザクラ(本巣市のホームページ、開花状況など) |
公共交通機関 利用のアクセス | 公共交通機関をご利用の場合(本巣市のホームページより) |
車利用のアクセス | 車をご利用の場合(本巣市のホームページより) |
アクセスマップ
追記
駐車場を上がったところに露店が並んでおり、その中に樹木を売っている店があります。その店で、淡墨桜の苗木が300円や500円で売られていました。
店員さんの話では、「この苗木は、普通の桜と違って大きくなるので、庭に植える時は、植える場所をよく考えて植えてくださいね」とのことでした。
500円の苗木を1本買って帰り、実家の庭に植えました。(^^)
まとめ
根尾谷淡墨桜は、岐阜県本巣市にある桜の木で、代表的な観光スポットの一つです。
淡いピンク色の花が特徴で、開花期間中は多くの観光客が訪れます。
花の見頃は、毎年4月上旬から中旬。
桜の開花状況は、本巣市のホームページで確認できるので、天気予報と合わせて、晴れた日に訪れるのがおすすめです。
開花期間中は、午後7時から午後10時までライトアップが行われます。
昼間は、桜の花の美しさを、夜はライトアップされた幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
夜に訪れるのもおすすめですが、この時期の夜は、まだまだ寒いので、寒さ対策を忘れずにしてください。
枯れても、何度も再生してきた「淡墨桜」は、生命力が強く、美しく訪れる人を魅了します。
一生に一度は見てみたい桜だったので念願がかないました。
皆さんも是非一度おとずれてみてください。
この記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!