2024年7月20日・21日開催の洲崎神社「ちょうちん祭り」を紹介します!
「ちょうちん祭り」は、毎年7月の第3土曜日・日曜日の午後7時から9時に開かれる夏祭りです。
午後7時頃には、多くの人が「茅の輪(ちのわ)くぐり」をしようと鳥居の外まで並びます。
赤と白のちょうちんが境内を彩り、太鼓や笛の音、鈴の音が響き渡り、夏の風物詩を象徴しています♪
境内の真ん中で子どものカニ釣りイベントが開かれています。
子どもたちはみんな夢中になっていました(*^^*)
孫がカニ釣りに挑戦しました!カニ釣りは1回100円で、釣れなくてもカブトムシが当たるかもしれないくじを引くことができます。今回は当たりませんでしたが、景品と交換してもらえました♪ 楽しさ倍増ですね!
境外では、くじ引き、スーパーボールすくいの露天が出たり、からあげ、串カツ、かき氷などの屋台が出ていますよ!
本記事は、洲崎神社の「ちょうちん祭り」「茅の輪くぐり」についてや、祭りの動画、アクセス情報、周辺情報などを紹介します!
ぜひ足を運んでみてくださいね(*^^*)
夏の思い出を増やしましょう!
洲崎神社の魅力と縁結びの「小さい鳥居くぐり」参拝方法など紹介していますので、こちらもぜひご覧ください!
※この記事には、2024年7月20日(土)に行ってきたちょうちん祭りの内容を加えています。
洲崎神社ちょうちん祭り動画(YouTubeチャンネル開設しました!)
洲崎神社の御祭神・御神徳
御祭神
- 祭神
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素戔嗚尊(すさのおのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)、五男三女神、
- 相殿
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布都御魂(ふつのみたま)、石神、道祖神の猿田彦命(さるたひこのみこと)、天鈿女命(あめのうずめのみこと)
御神徳
- 素戔嗚尊
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病を除き身に起こる災厄を除き給う大神
- 稲田姫命
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学問「むすび」の神で民衆信仰の祖神
- 布都御魂
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フツミタマの霊剣で災いを断ちのぞく神
- 猿田彦命
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古来物事のはじめに災害を祓い、善い方にみちびき給う神
- 天鈿女命
-
縁結び、俳優、神楽、技芸の祖神
洲崎神社ちょうちん祭りはいつから始まったの?
洲崎神社の「ちょうちん祭り」は、江戸時代から始まりました。
洲崎は太古の時代、入江で地神「石神」が祀られていました。
平安時代に入り、素戔嗚尊(すさのをのみこと)が奉斎(ほうさい:神仏などを慎んでまつること)されています。
素戔嗚尊は、広井天王(ひろいてんのう)、牛頭天王(ごずてんのう)とよばれました。
江戸時代の慶長前までは、村人たちが、旧暦6月14・15日あたりから1ヶ月間祭りを続けました。
ちょうちんを奉納し、明かりをつけていたことが、今の「ちょうちん祭り」の始まりといわれています。
洲崎の天王祭は、東照宮時代祭と並ぶ二大祭で、ちょうちんを飾った「巻きわら船」なども出て、人々を楽しませたそうです。
今もこの時期に夏祭りがおこなわれ、地域の人や参拝客が、ちょうちんを奉献(ほうけん:神仏に物を献上すること。)しています。
洲崎神社茅の輪くぐり
※茅の輪くぐり(わくぐり)
(案内板には「わくぐり」と表記されていますので、同じ表記を使用しています)
わくぐりお参りの様子
「わくぐり」には「蘇民将来之子孫也」と書かれた「人形(ひとがた)」がかかっています。
この輪の中を左・右・左と8の字にくぐっていきます。
「蘇民将来之子孫也」と書かれた「茅(かや)」。
奉納する「人形」が別にもあります。
あわせて初穂料300円。
看板の説明を読み、輪の前に進みます。
神職さんが「わくぐり」のやり方を説明してくれました。
祭壇まで進んだら、一礼します。
そのあと「人形」を置き、無病息災を祈ります。
今年半分、無事にすごせたことを感謝します。
残り半分、無事に過ごせますように!と祈願するといいですね(^^♪
「蘇民将来之子孫也」と書かれた「人形」。
家にお守りとして持ち帰ることができます。
「洲崎神社」と書かれています。
茅の輪は、疫病(えきびょう)除け、厄除けのお守りにもなるそうです。
1年経ちましたので、無事に過ごせたことに感謝して茅(かや)を納めます。祭壇の横に箱が置いてあります。
- 「人形(ひとがた)」がついた「茅(カヤ)」を一つ300円で受けます。
(二人で参拝しましたが、「一つだけでいいよ」といわれました) - 「人形」の奉納。
自分の氏名・住所・年齢を記入し「人形」に息を3回吹きかけます。
神職さんに「人形を自分の分身だと思って、気持ちを込めて息を吹きかけなさい」と教えていただきました。
「人形」は、私たちの体につく、罪けがれを代わりに受け取り、お祓いすることで清浄にしてくれます。 - 「茅」で作られた輪を左・右・左と8の字にくぐってお参りをします。
- 前に進み出て、「三宝(さんぽう)」に「人形」を入れます。
- 神殿まで進み、お参りをして「茅」を家に持ち帰ります。
玄関の内側か、神棚や柱に貼りつけると難を除くといわれています。 - 次の年に茅の輪くぐりに再び訪れ、昨年授かった茅を一年間、災厄から守っていただいたことに感謝して納めましょう。
※「茅(カヤ)」の持ち帰りができない人は、祭壇の横におかれた箱に納めます。
「茅」をお守りとして持ち帰って、玄関に飾って災厄除けにも!
わくぐりの由来
わくぐりの由来
神代の昔 素戔嗚尊が旅の途中 或る所で土民の蘇民将来巨旦将来の兄弟に宿を求められた 貧しい身の蘇民は粟飯などでおもてなしをして心よくお泊めした その後年をへて再び蘇民将来の家をおとづれ「もし天下に疫病が流行した時には”カヤ”で輪を作りこれを腰につければ病にはならない」と教えられた
洲崎神社 鳥居の前の看板案内より
この故事に基づき蘇民将来と書いて玄関にはれば災厄をまぬがれるという信仰が生じ 又祓の神事に茅輪を作ってこれをくぐり越えるようになった
「蘇民将来札」も初穂料1000円で受けられます。
玄関にはることで、蘇民将来の子孫である証とし、悪いことが起こらないようにするんでしょうね♪心強い!
洲崎神社基本情報
基本情報
名称 | 洲崎神社 |
住所 | 〒460-0008 名古屋市中区栄1-31-25 |
電話 | 052-201-3834(洲崎神社社務所) |
FAX | 052-212-0445(洲崎神社社務所) |
駐車場 | 無 近隣の有料駐車場有 |
アクセス | 名古屋市営地下鉄鶴舞線「大須観音駅」から「洲崎神社」まで 徒歩8分 |
参拝時間 | 24時間 |
定休日 | 無 |
アクセスマップ
駐車場情報
※この情報は2023年7月23日時点のものです。
洲崎神社には、周辺にいくつかの有料駐車場があります。
車で参拝する場合は、これらの駐車場を利用できます。
駐車場は、洲崎神社から徒歩約2~3分です。
料金は、30分あたり200円です。
洲崎神社周辺の観光スポット
洲崎神社は、名古屋市の中心部に位置し、車でのアクセスも非常に便利です。
写真は洲崎神社前の若宮大通りです。
洲崎神社を出て堀川沿いに北へ550m、徒歩7分進むと「納屋橋」です。
旧加藤商会ビル(国・登録文化財に指定されています)も交差点の角に建っています。
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦1丁目15−17
洲崎神社を出て400m、徒歩5分で「テラッセ納屋橋」につきます。
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄1丁目2−49
公式ホームページhttps://terrasse-nayabashi.com/
二階にドン•キホーテの食品売り場、三階が日常雑貨品売り場になっています。
有料駐車場有。お買い物で駐車料金が、無料になるサービスがあります。
納屋橋ダイニングには、「大衆食堂てっぺん × ふらり寿司」「サイゼリヤ」「リンガーハット」「カフェ・プロスペール」「からあげブラザーズ」「丸亀製麺」「ケンタッキーフライドチキン」などがあります。
落ち着いた雰囲気のイートインスペースです。
「納屋橋」と「テラッセ納屋橋」は、名古屋市中区栄に位置しています。22号線を走り、名古屋駅方面へ曲がると見えます。けれど、通りすぎないように、事前に地図で確認しておくといいですね。(^^♪
洲崎神社周辺には、御園座、名古屋市美術館、名古屋市科学館、大須、三輪神社などの観光スポットがたくさんあります。
洲崎神社にお参りした後に、訪れるのもいいですね。
まとめ
洲崎神社の「ちょうちん祭り」は、主祭神である素戔嗚尊(すさのおのみこと)に火を捧げる行事として行われています。
洲崎神社は恋愛成就祈願で有名ですが、ちょうちん祭りでは、茅の輪くぐりを通じて、厄除け・疫病除け、無病息災を祈願することができます。
もちろん他のお願い事があれば、祈願してくださいね。
写真は縁むすびの神様で有名な道祖神を祀る祠(ほこら)です。
お祭りなのでちょうちんがついて明るいですね(*^^*)
「ちょうちん祭り」の参拝は、今年半分の厄を祓ってもらい、無事過ごせたことに感謝する機会でもあります。
そして、残り半分を元気に乗り切れるよう、「茅の輪くぐり」やちょうちんの奉献で無病息災を祈願しましょう。
早めに行けば、混雑を避けてゆっくりと参拝することができますよ♪
祭の笛太鼓のおはやしや、暗やみにゆれるちょうちんに、きっと皆さんも魅了されます(#^^#)
おじいちゃん、おばあちゃんに手を引かれて連れられてきた子どもが、神社で手を合わせてお参りしている姿は、ほのぼのとします(^^♪
大人や子どもの楽しい笑い声にも癒されます♪
洲崎神社の「ちょうちん祭り」は、毎年7月に開催されますので、ぜひ家族や友達と一緒に出かけてみてくださいね!
「ちょうちん祭り」は夏のいい思い出になりますね♪
持ち帰った「茅」は次の年に焼納してもらいましょう!
この記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!