みなさん、「岐阜三社参り」をご存知でしょうか?
岐阜三社とは、伊奈波神社(いなばじんじゃ)、金神社(こがねじんじゃ)、橿森神社(かしもりじんじゃ)のことです。
三社参りとは、江戸時代からの「三つの神社を家族で歩いてお参りする」岐阜の風習です。
家族の絆が生まれ、幸せになれると信じられています。
「家内安全」「夫婦円満」「子宝」を願って参拝します。
この記事は「岐阜三社参り」の由縁、所要時間、お参りの順番、ルール、楽しみ方、神社の見どころ、御朱印、金の御朱印情報などをまとめました。
三社参りとは?
最初に、岐阜の三社参りを知るために、一般的な三社参りについて「Q&A」にしてみました。
三社参りQ&A
三社参りの仕方や方法は、地域によって異なるようです。
岐阜の三社参りとの違いは?
岐阜の三社参りは、初詣限定ではなく、いつでも行うことができます。
また、岐阜市内にあるため、比較的近い場所にあります。
伊奈波神社(父)、金神社(母)、橿森神社(子)の親子関係にある三社を、家族で一緒に歩いてお参りするという特徴があります。
この特徴を踏まえて、岐阜三社参りをしてみましょう。
それでは、岐阜三社参りの具体的な内容について、以下で紹介していきます。
岐阜三社参りについて
岐阜三社参り由縁
岐阜三社参りの由縁は、伊奈波神社の「美濃国第三宮因幡社本縁起事」に由来します。
この縁起には、伊奈波神社の五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)が父、金神社の渟熨斗媛命(ぬのしひめのみこと)が母、橿森神社の市隼雄命(いちはやおのみこと)が子という親子関係が書かれています。
この三柱の神様は、ご存命のころから家族の絆を大切にしていました。
そして、神様となってもその絆は現在に至るまで続いていると考えられます。
江戸時代から続くこの風習は、三社を参拝することで、その絆の力にあやかりたいという願いから始まったものと考えられます。
家族の絆を大切にする三柱の神様は、岐阜の平和と安寧を願い、人々を守っているんですね。
三社の回り方と時間は?
図(1)の順番で歩く場合、三社参りにかかる時間は、約2~3時間を見ておくといいでしょう。
神社境内を周る時間も含めると、さらに時間がかかります。
体調管理をしっかりして、無理のない範囲でお参りしましょう。
楽しんで歩きましょう!
岐阜駅アクセス方法
- 東海道本線名古屋駅出発➡岐阜駅着
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特別快速 大垣行 約19分運賃480円
各駅停車 岐阜行 約27分運賃480円
- 名鉄名古屋駅出発➡名鉄岐阜駅到着
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名古屋本線 特急(一部特別車)
名鉄岐阜行 約30分通常運賃630円
※運賃は2024年10月時点の情報です。
三社参りの順番
- (図1)岐阜駅から歩いてスタート
岐阜駅から近い金神社⇒橿森神社⇒伊奈波神社 -
岐阜城と川原町の魅力を満喫!1日で巡るおすすめプラン紹介 こんにちは。 8月、姉と岐阜市を訪れました。 金華山の山頂にある岐阜城では、天守閣から岐阜市街を一望し、織田信長ゆかりの地を巡りました。 川原町では、伝統工芸品…伊奈波神社(岐阜)の人気の理由とは? 歴史や魅力を探る こんにちは!今回は岐阜にある、絶大なパワーを秘める伊奈波神社を紹介します。伊奈波神社は、初詣、七五三参り、御祈祷など、年間を通じて多くの参拝者が訪れます。ま…
- (図1)伊奈波神社からスタート(岐阜駅から伊奈波神社までバス利用:片道230円)
伊奈波神社⇒橿森神社⇒金神社
岐阜の三社参りは、どんな楽しみ方があるのかな?
三社参りの楽しみ方
岐阜三社参りは、参拝だけでなく、自然の景観や街並み、歴史や文化を感じること、グルメや伝統工芸品などのショッピングを楽しむことができます。
- 伊奈波神社
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- 伊奈波神社では、本殿や拝殿、楼門、神橋、神滝など歴史ある建造物を見ることができる。
- 春には、参道に桜が咲き、古い街並みを散策しつつ、満開の桜を楽しむことができる。
- 金神社
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- 金(こがね)の大鳥居や境内の裏にある史跡などのみどころが多い。
- 境内にあるおもかる石を抱いて願いごとが叶うかどうか、試すことができる。
- 毎月最終金曜日の「金の御朱印」が人気。
- 橿森神社
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- 岐阜信長神社が境内に鎮座しており、参拝することができる。
- 毎月最終金曜日の「金の御朱印」が授与される。岐阜信長神社の御朱印が人気。
- その他
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- ルートによって、岐阜城や金華山などの景色を見て楽しむことができる。
- 「御鮨街道(おすしかいどう)」と呼ばれる「鮎鮨」を江戸の将軍に運んだ岐阜街道があり、街に点在する旧商家だった日本家屋を見て歩くことができる。
- 三社参りの途中で、ご当地グルメを楽しむことができる。
岐阜名物の鮎料理や、ご当地グルメ絶品「鮎ラーメン」などいかがでしょうか。
川原町にある「川原町泉屋」さんでいただけますよ!
ご家族、友人、恋人同士で、楽しく歩いてお参りしてみてください。
歴史的建造物に訪れる
こちらの12枚の写真はクリックで拡大できます。
参考ウエブサイト:岐阜市ホームページ
三社参りにルールはある?
岐阜三社参りに特別なルールはありません。
しかし、三柱の神様は、親子の関係であることから、家族と一緒に歩く参拝が、神様とのご縁を深める効果的な方法と考えます。
一緒に歩く人と、心を合わせてお参りするとよいのではないでしょうか。
そうすることで、より神様に思いが伝わると思います。
相手の気持ちに寄り添うことで、自然と気持ちが通い合いますね。
三社参りで何を願えばいいかな?
前述のとおり特別なルールはないため、神社の御神徳や参拝者の思いに合わせて、自由に決めましょう。
夫婦でお参りするなら「夫婦円満」「子宝」を願うのがいいのではないでしょうか。
家族なら、「家内安全」「家庭円満」を願うのもいいでしょう。
例えば、神社の御神徳に合わせて、伊奈波神社では「家内安全」、金神社では「金運招福」、橿森神社では「こどもの成長祈願」や「合格祈願」を願うのもいいと思います。(初詣で三社参りする時は、神様への新年のあいさつも忘れずに!)
一人でお参りするなら「身体健全」を願うのもいいのではないでしょうか。
恋人同士や、良縁を結びたい人がいれば「縁結び」の祈願がおすすめです。
ちなみに伊奈波神社の主祭神は、弓矢の名手でした。
弓矢の射止めるという意味から由来して、「縁結び」のご利益があるとされています。
伊奈波神社と金神社の主祭神は、夫婦仲がとても良かったので、「恋愛成就」のご利益も期待できるでしょう。
一緒にお参りすれば、二人の愛がより一層深まりますね(^^♪
橿森神社の主祭神の神様も、「縁結び」「恋愛成就」の御神徳があるそうです。
仲の良いお父さん、お母さんを見ていたので、二人の幸せを応援してくれるのかもしれませんね(^^♪
現在は、家族の在り方が多様化しています。
家族というくくりにとらわれることなく、大切な人と一緒に、楽しく街を歩き、神社へお参りしてみて下さい。
神様も、楽しく参拝する人を喜んで迎えてくれますよ!
公衆トイレ情報
最寄りの公衆トイレをピックアップしました。
三社参りの途中で立ち寄れるところです。
施設名 | 住所 | 施設情報 |
---|---|---|
セントラルパーク「金公園」 | 〒500-8842 岐阜県岐阜市金町5丁目 文化センター金神社 前 | 芝生広場、多目的広場、公衆トイレ 水景施設 |
公衆トイレ(若宮町通り) | 〒500-8828 岐阜県岐阜市若宮町5丁目 | 公衆トイレ |
粕森公園(橿森神社に隣接) | 〒500-8828 岐阜県岐阜市若宮町1丁目9−9 | 公衆トイレ、公園、 | 展望台(3月は梅まつり、春は桜が咲くよ!)
白木町公園 公衆トイレ | 〒500-8085 岐阜県岐阜市白木町 | 公衆トイレ、公園 |
公衆トイレ(伊奈波神社参道入口公園内) | 〒500-8043 岐阜県岐阜市伊奈波通1丁目80 | 公衆トイレ、公園 |
お参りの道すがらよってって!
岐阜の喫茶店は、朝のモーニングが充実しています。
朝の11時くらいまでやっているお店も多いので、お参りの途中に立ち寄れます。
飲み物を注文すると、トーストやサラダ、ゆで卵などがついてきます。
だいたい、500円くらいで朝ごはんが食べられます。
また、ランチも昔からやっているお店は、ボリュームもあり、お得に食べられるところがたくさんあります。
色々なお店を見つけるのも楽しみのひとつです!
お参りついでに、お得なモーニングやランチ楽しんでください!(^^)!
- 会処 しんめ
-
岐阜公園前の居酒屋をやっている店。
朝はモーニング、昼はランチ、夜は居酒屋をやっています。
モーニングサービス内容 | 飲み物、トースト、コロッケ、茶わん蒸し、サラダ、バナナ |
料金 | 450円 |
モーニングサービス時間 | 8:15~11:00まで |
ランチ | 800円 |
弁当 | 650円 |
駐車場 | 有 |
住所 | 〒500-8003 岐阜県岐阜市大宮町2-3 |
TEL | 058-262-7762 |
ここからは、神社の見どころと御朱印情報など紹介します。
金神社(こがねじんじゃ)見どころと御朱印
金運、財運にご利益があり、岐阜では大変人気のある神社です。
「こがねさん」という名前で親しまれています。
金神社由緒
主祭神の渟熨斗媛命(ぬのしひめのみこと)は、景行天皇の第六皇女です。
伊奈波神社の主祭神、五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)の妃です。
金神社は、美濃屈指の名社で、西暦135年、物部臣賀夫城命が国造として赴任し、この地の高台に国府を定め、「金大神」を尊崇したと伝えらています。
御祭神
- 主祭神
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渟熨斗媛命(ぬのしひめのみこと)
- 祭神
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日葉酢姫命(ひばすひめのみこと)・五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)・市隼雄命(いちはやおのみこと)
- 末社
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金祥稲荷神社(きんしょういなりじんじゃ)・金高椅神社(こがねたかはしじんじゃ)・秋葉神社・猿田彦神社・神明神社・物部神社・玉姫神社・賀夫良城神社(かぶらぎじんじゃ)
- 史跡
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賀夫良城(かぶらぎ)物部臣賀夫良命の奥津城(墓)
- 境外末社
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黒岩神社(岐阜市神室町)
金神社のご利益は?
産業繁栄・財宝主宰・金運招福・商売繁盛・安産・家内安全・初宮詣・厄除・会社繁栄
「財宝をもたらす神様」として信仰されています。(この土地は「金」や「宝」のつく地名が多い。「金津」「金宝町」など)
「金(こがね)の大鳥居」は「幸福を招くこがね大鳥居」とも言われています。
渟熨斗媛命の功績
渟熨斗媛命は、夫と子どもの御霊をこの地でなぐさめ、生涯を終えられたそうです。
ご存命中の渟熨斗媛命は、人々の幸せと、この土地の繁栄のために全力を尽くされています。
また、人々を慈しみ、母のように接されました。
後世に、聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)といわれた時代もあり、慈悲深い神様として慕われたそうです。
見どころ
末社
- 金祥稲荷神社
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金祥稲荷神社は金運と商売繁盛の神様
金祥稲荷神社の「金祥」とは、財宝を神仏から授かり、その恵みを喜ぶことを意味するようです。
- 金高椅神社(こがねたかはしじんじゃ)由緒
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御祭神 磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)
ご利益 料理人、料理業者の守護・調理、料理の技術の向上・商売繁盛・台所の神様景行天皇の東国巡幸の際に、お膳を献上し、高橋の姓を賜ったそうです。
総本社は、栃木県小山市に鎮座し、日本の料理を司る神様として信仰を集めています。
昭和56年3月岐阜市調理連合会において、御分霊を奉斎、社殿を造営。
参考:石碑要約
料理の神様を祀る神社は、珍しい存在です。
料理が上手になりたい人や、美味しい料理で家族を笑顔にしたい人は、お参りしてみてはいかがですか?
食卓で家族が笑顔になるのは、家庭円満につながりますね(*^^*)
「食べる人の笑顔が見たい」と願う人が、遠方からも参拝されるそうです。
- 賀夫良城神社(かぶらぎじんじゃ)
-
史跡 物部臣賀夫良命の奥津城(墓)
境内の東北の隅(本殿の裏)に命を祀る古墳「賀夫良城」(かぶらぎ)があります。
- 末社
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玉姫神社、物部神社、神明神社、秋葉神社、猿田彦神社、金高椅神社の順に並んでます。
狛犬さんと稲荷狐さん
狛犬と稲荷狐さんの写真はクリックで拡大できます。
- 黄金神社の手水舎
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金の龍の吐水口
- おもかる石
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「願い込めもろ手を添えてそっと抱き重いか軽いか思いが叶うかおもかるさま」
引用:案内看板より
- 人気のお守り
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「こがね守」
初穂料1,000円
金運、勝運、開運、招福 -
「しあわせ守」
初穂料1,000円金の大鳥居のお守り
引用:案内掲示より
「金の大鳥居をくぐって幸せが舞い込みますように!」
人気御朱印初穂料
- 各御朱印初穂料
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金の御朱印 500円 干支御朱印 700円 切り絵御朱印 1000円 季節限定切り絵御朱印 1000円 月毎御朱印(月毎に限定の印)
※数に限りがあり、無くなり次第終了1000円 2023年10月
金のオリジナル御朱印帳と御朱印
- 金神社オリジナル御朱印帳
-
初穂料3,000円
光沢を放つ和紙の生地。
文字は金色に輝いています。
奮発しちゃいました!
持っているだけでありがたいです(*^^*)
- 通常御朱印
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初穂料 記帳 各500円
社神紋は、五七の桐紋
金神社基本情報
基本情報
住所 | 岐阜県岐阜市金町5-3 |
TEL | 058-262-1316 受付時間 AM 9:00 〜 PM 5:00 |
アクセス | JR岐阜駅・名鉄岐阜駅より徒歩で約15分 岐阜バス「文化センター金神社前」バス停から徒歩1分 |
ホームページ | https://koganejinjya.com/ |
アクセスマップ
橿森神社(かしもりじんじゃ)見どころと御朱印
橿森神社御由緒
主祭神は、市隼雄命(いちはやおのみこと)です。
父君が伊奈波神社の主祭神、母君が金神社の主祭神に当たります。
以前は、橿森神社は、瑞龍寺(ずいりょうじ)の神様「橿森大明神」として祀られていました。
父神様の五十瓊敷入彦命と母神様の淳熨斗媛命との強い絆にちなんで、夫婦円満の神様、子どもの守り神として崇められています。
創建は、景行天皇の時代と伝えられています。
御祭神
- 主祭神
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市隼雄命(いちはやおのみこと)
- 境内社
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末廣稲荷神社・金毘羅神社・秋葉神社・神明神社・岐阜信長神社
橿森神社のご利益は?
家内安全・身体健康・夫婦円満・家庭繁栄・成長祈願・縁結び・出産安産・子宝・恋愛成就・学業向上・合格祈願
「橿森神社」の橿森大明神は、子どもの成長を願う神様です。
見どころ
- 橿森神社手水舎
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神社の手水舎の吐水口は、カエルです。
- 岐阜信長神社
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1567年に織田信長が城下町の発展を進めるため、この地に「楽市楽座」をひらきました。
明治天皇より、建勲神社の神号を賜り、分霊を勧請(かんじょう:分霊を移して祭ること)したそうです - 御神徳
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国家安泰・万民安堵・商売繁盛・出世開運
- 駒爪岩
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市隼雄命が天馬にまたがり、父と母に会いに行く途中、瑞龍寺に降り立ちます。
その時、天馬が付けた駒爪跡であるという伝承があります。
今も神社の裏山に大切に残されています。写真右上の岩が駒爪岩。
- 打ち出の小槌
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願い事を唱え三回撫ぜて下さい
引用 橿森神社打ち出の小槌立て看板より
商売繁盛 金運招来 - ご利益
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商売繁盛 金運招来
- 御神木「大王松」
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大王松には、三本葉があります。
この大王松は家庭の繁栄と不老長寿を象徴する木とも言われ、縁起が良いとされています。
三本葉は、夫婦・子どもの姿を表し、身につけることで、円満な家庭や、縁結び・子宝に恵まれると言われています。
- 御神木「たぶ(椨)の木」
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照葉樹林の一種で、年間を通し、葉を落とすことなく、太陽の光を受けて反射し、光続けている樹木であり、長良川以西の太平洋側に多く樹生しています。
引用:たぶの木立て看板より
授与品
- お守りとおみくじ
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子どもを守る神社なので、かわいいお守りとおみくじがそろっています。
- 岐阜のつたえ話 三社ものがたり
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初穂料 500円
「伊奈波神社」の記事と「三社参り」の記事を書くときの参考にさせていただきました。公益財団法人 岐阜市教育文化振興事業団 発行
岐阜のつたえ話「三社ものがたり」は、とても切なく美しい話でした。
御朱印
御朱印の説明
- 橿森神社御朱印
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初穂料 書置き 300円
社神紋は、五七の桐紋
印は、駒爪を形取っています。 - 岐阜信長神社御朱印
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初穂料 書置き 300円
社神紋は、五葉木瓜
上の印は、建勲神社の印(京都市にある船岡山の建勲神社から織田信長の御霊を分祠)
下の印は、天下布武の印
左下サインは、織田信長の花押(手紙や書類の末尾に記名したサイン)
橿森神社基本情報
基本情報
住所 | 岐阜県岐阜市若宮町1丁目8番地1 |
TEL | 058-246-0125 |
アクセス | JR岐阜駅・名鉄岐阜駅より徒歩で約20分 岐阜バス「柳ケ瀬」バス停から徒歩7分 |
アクセスマップ
※車で参拝される方は、神社に専用駐車場がないため、近くの有料駐車場利用となります。
基本料金8:00~18:00 40分200円
伊奈波神社基本情報
伊奈波神社の主祭神、五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)です。
伊奈波神社の御由緒、見どころ、パワースポット、周辺お店情報など当サイトの記事で紹介していますので、こちらもごらんください。
伊奈波神社のご利益は?
家内安全・商売繁盛・初宮詣・安産・交通安全・土木・水防・水利・身体健康・心願成就・病気平癒
伊奈波神社の神様は、水害から人々を守る「水防の神様」として祀られています。
岐阜のパワースポットとしても有名で、年間多くの方が参拝します。
伊奈波神社の歴史的背景
伊奈波神社は、斎藤道三が金華山の一角にある「丸山」から現在の場所へ移し、城下町づくりのかなめにしました。
社殿は、貞享(1685年)尾張徳川光友の命により再建。
濃尾大震災で焼失し、明治30年に再建。
徳川秀忠の夫人「崇源院」(信長の妹、お市の方の末娘江姫)は、伊奈波神社を氏神様として崇敬したそうです。
明治6年に県社に列格し、昭和14年に国幣小社に昇格。
御朱印帳、御朱印、お守り
「黒龍玉守」は身につけることで、黒龍大神の御神徳により、災厄から守ってもらえます。
「黒龍福成る守」の使い方は、「祈願する時に、3回カチカチカチと鳴らして念じてください」と神職さんに教えていただきました。
御朱印 初穂料 記帳各300円
黒龍玉守 初穂料 3000円木箱入り(翡翠の数珠)
黒龍福成る守 初穂料 1500円
御朱印帳(大)初穂料 2000円
基本情報
住所 | 岐阜県岐阜市伊奈波通り1の1 |
TEL | 058-262-5151 |
アクセス | JR岐阜駅・名鉄岐阜駅より徒歩で約45分 岐阜バス「伊奈波通り」バス停から徒歩10分 |
ホームページ | 伊奈波神社ホームページ |
アクセスマップ
伊奈波神社の御朱印については、こちらをごらんください。
金の御朱印案内
- 金神社
-
毎月最終金曜日限定、金の色文字「金の御朱印」がいただけます。
9時~17時 記帳/書置き
初穂料500円 - 伊奈波神社
-
毎月最終金曜日限定、金泥を用いた御朱印がいただけます。
9時~17時 記帳/書置き
初穂料300円 - 橿森神社
-
毎月最終金曜日限定、金泥を用いた御朱印がいただけます。
9時~17時 書置き
初穂料300円
「金の御朱印めぐり毎月最終金曜日限定」 ひとひとの会 チラシ参考
ひとひとの会さんのホームページでは、岐阜県内の「金の御朱印」授与施設などの最新情報が掲載されています。
橿森神社の氏子さんからチラシをいただき、お話を伺いました。
岐阜信長神社の織田信長公の花押が入った「金の御朱印」が人気とのこと。
「金色の印が渋くてかっこいいよ!金の御朱印をもらいにきてね」と、笑顔ですすめてくださいました。
次回、参拝する時には「金の御朱印」をぜひいただきたいと思います。
まとめ
今回は、岐阜三社参りの回り方や楽しみ方などについて説明してきました。
以下にまとめます。
- 岐阜三社参りの概要
-
岐阜の三社参りとは、岐阜市にある伊奈波神社、金神社、橿森神社の三社を、家族で歩いて参拝する伝統行事です。
主祭神の神様が、父・母・子という家族関係にあり、強い絆で結ばれていることから、江戸時代から家族の幸せを願う風習として行われてきました。
家族でお参りするのが伝統ですが、決まりはないので、一人、友達、恋人同士でも楽めます。
三社参りは、岐阜駅から、北部へと向かって歩くコースが一般的です。
徒歩で約6kmの距離です。所要時間は約2~3時間(歩く方の体力や参拝時間にもよります) - おすすめ時期
-
- 桜が咲く春(3月下旬~4月上旬)
- 紅葉が美しい秋(11月上旬~12月上旬)
- 新緑の季節(5月~6月)
- 雪景色の冬(1月~2月)
- 楽しみ方
-
- 家族で心を一つにして三社を参拝する
- 各神社の歴史や文化に触れる
- 岐阜市内の街並みや観光スポットを楽しむ
- 注意点
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- 歩きやすい靴を履く
- 水分と休憩をこまめにとる
- 混雑する時期は、時間に余裕を持って行動する
これらの情報を参考に、岐阜市内の街並みを見ながら神社巡りを楽しんでください。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!
感謝(*^^*)
参考文献
・ふるさと岐阜のつたえ話三社まいりリーフレット 制作:公益財団法人岐阜市教育文化振興事業団・岐阜市生涯学習センター
・橿森神社リーフレット
・金(こがね)神社由緒略記
・ふるさと岐阜・魅力発見大作戦「岐阜町金華の誇り」pdf資料 p71参照 編集:NPO法人わいわいハウス金華
岐車市歴史博物館 発行:岐阜新聞社
・金の御朱印めぐり ひとひとの会
・岐阜市ホームページ
・伊奈波神社ホームページ
・金神社ホームページ