こんにちは。
8月、姉と岐阜市を訪れました。
金華山の山頂にある岐阜城では、天守閣から岐阜市街を一望し、織田信長ゆかりの地を巡りました。
川原町では、伝統工芸品を見たり、街並みを散策したりして、岐阜の歴史と文化に触れました。
その様子をご紹介します。
この記事では、岐阜城と川原町の魅力、地元の人の散歩コース、お店情報など岐阜観光の参考にしていただける情報をお届けしています。
金華山初日の出情報もピックアップしています。
岐阜城と川原町を一日楽しむプラン
堤外駐車場(第1)から徒歩約4分 距離300m
岐阜公園歴史博物館前バス停から徒歩4分 距離300m
金華山の山頂駅から岐阜城までは、徒歩で約8分ほどです。
ロープウェイ山頂駅には、トイレがあります。
岐阜城天守閣では、歴史資料や展示物などを見学します。
岐阜城天守閣では、織田信長公の兜や天下布武の印(複製)などの展示物を見ることができます。
なお、写真撮影は禁止です。
天守閣からは、パノラマの絶景を楽しむことができます。
展望台レストランで、食事や飲み物を楽しめます。
展望台から、岐阜市内を一望でき、長良川を見渡すことができます。
日本アルプス、恵那山、伊吹山などの山々を眺めることができます。
金華山ロープウエイ乗り場には土産物売り場があります。
岐阜のお土産が買えますね。
12時くらいまでには十分な時間があります。
公園を散歩したり、抹茶がいただける「華松軒」や、木の芽田楽が食べられる「でんがく処 むらせ」で休憩もできます。
岐阜城は、金華山一帯が国の史跡に指定されていることから、発掘調査が進められています。
岐阜公園内には、日本遺産・信長居館発掘調査の成果を紹介する案内所があります。
ランチの時間です!何を食べましょうか?一番の楽しみですね。
川原町でランチを楽しむのもいいですね(^^♪
岐阜公園近隣のおすすめ店があります。
お店のホームページ:カフェ茶人
その他、
- バーミヤン 岐阜公園前店
- コメダ珈琲店 岐阜公園店
- 東亭(大衆食堂)
伝統工芸品やお土産を見ながら、街並みを散策しましょう。
岐阜市の歴史と文化を感じる日本家屋もぜひ訪れてみてください。
※通りを歩くときは、車が通るので注意してください。
蔵のある散策道行ってみてね!カフェや甘味処で休憩して、疲れを癒してくださいね!
蔵のある道を散策したら、コミュニティ水路を通って駐車場へもどります。
途中の川原広場で休憩もできます。
金華山を眺めながら、ベンチでゆっくりと過ごすことができます。
コミュニティ水路には階段がありますので、長良川方面から駐車場へ戻るのもおすすめです。
長良橋の下を通って川沿いを歩き、日中友好庭園の横を進みます。
まっすぐ南へ進むと、堤外市営駐車場(第一)に到着します。
折戸橋から水路経由6分
川原町家から川原町通経由7分
次は観光スポットを紹介していきます!
金華山の観光
岐阜城とは?
金華山は、標高329メートル、頂上に岐阜のシンボル岐阜城があります。
岐阜城は、斎藤道三の居城で、その後、織田信長が天下統一のために城を攻略し整備します。
この城は、川があり、崖の上に建つことから「天然の要塞」と呼ばれていました。
信長は、来訪者に城からの景観をみせたり、金華山のふもとに「地上の楽園」とも呼ばれた宮殿を建て、おもてなしをしたそうです。
金華山一帯は、岐阜城跡として国の史跡に指定され、現在発掘調査が行われています。
復元整備の様子が、ロープウェーからうかがえます。
岐阜城見学
- 岐阜城入口
-
ロープウェー山頂駅から岐阜城まで徒歩8分。
登りと下りは一方通行です。
- お城時計
-
岐阜城入口に江戸前期の大型櫓(やぐら)時計があります。
西洋時計を元に、技術者たちが、日本独自の「十二支目盛の櫓時計」を完成させたそうです。
展示場に描かれていた、織田信長が建てたとされる「宮殿」のイメージ写真。
織田信長は、現在の金華山のふもとに「居館」を建てたとされています。
岩盤や、巨石を背景に、池や滝の庭園、金箔を貼った瓦の建物や、茶室を作ったそうです。
信長は、この宮殿と天守閣に、当時の有力者を招き「おもてなし」をしたそうです。
- ぎふ金華山リス村
-
大人 小人 入村料金 400円 300円 開村時間 9:30~16:30
(最終入村時間16:15)※ロープウエイ往復割引などあり 2023/10/10
岐阜城天守閣からの眺め
川原町、長良橋、川北には岐阜メモリアルセンターと長良川国際会議場が見えます。
写真上の山がありますが、標高68mの「鷺山(さぎやま)」です。
戦国武将の斎藤道三が隠居した場所といわれています。
山頂には、鷺山城跡と石碑があります。
展望台からの眺め
夜景
展望台からは、岐阜市内の夜景を一望できます。
※こちらの画像は、2018年5月に撮った写真です。(参考までに)
基本情報
- 入場料(岐阜城資料館と共通)
-
大人(16歳以上) 小人(4歳~16歳未満) 200円 100円 2023/10/10
- お問合わせ先
-
岐阜公園総合案内所 058-264-4865
<3月~11月>9時~18時
<12月~2月>9時~17時岐阜公園駐車場
(株)技研サービス058-213-6188 2023/10/10
車で、市内方面から来た場合、長良橋南の交差点で右折すると金華山トンネルへ向かってしまいますので、ご注意ください。
駐車場の行き方は、岐阜市ホームページ「岐阜公園駐車場案内図」をご確認ください。
ぎふ金華山ロープウェーまでのアクセス
住所 | 〒500-8734 岐阜県岐阜市千畳敷下257 |
アクセス | JR岐阜バスターミナル12番のりば、左回りで岐阜バスで17分(運賃:230円) 名鉄岐阜駅徒歩4分 名鉄岐阜乗り場4番から17分(運賃:230円) 岐阜公園・歴史博物館前バス停 徒歩4分 |
駐車場 | 堤外駐車場(第1)(第2)143台 料金1回310円(1時間までは無料) |
ぎふ金華山ロープウェー料金 | 【大人】往復1,100円 片道630円 【小人】往復550円 片道300円 |
TEL | 058-262-6784 |
営業時間 | <3/16~5/11>9時~18時 <5/12~10/16>9時~18時 <10/17~3/15>9時~17時 |
駐車場は、堤外駐車場(第一)を利用すると、岐阜公園、金華山ロープウェー、川原町界隈のアクセスが便利です。
駐車場料金は、1日310円でリーズナブルです。
※週末や連休は混雑する場合があります。事前に駐車場情報を確認しておくといいでしょう。
金華山初日の出情報
ぎふ金華山ロープウェー元旦営業時間 | 元旦 午前5時より営業 ぎふ金華山ロープウェー 058-262-6784 |
岐阜城会館時間 | 元旦 午前6時30分~午後4時30分 |
岐阜公園駐車場 | <12/31の18時~1/2の朝8時30まで開放(それ以降は有料)> 堤外駐車場(第1)(第2)143台 鏡岩緑地臨時駐車場(かがみいわりょくち)(第3)279台 ※鏡岩緑地駐車場は年中無料(花火大会、長良川の増水時は閉鎖) 岐阜公園駐車場問い合わせ 058-213-6188 |
元旦は初日の出を見に来る人がとても多いです。
金華山ロープウェーや駐車場が大変込み合うため、無理のない計画を立ててお出かけください。
※施設情報は、季節やイベントによって変更される可能性があります。施設利用の際は、各施設ホームページで最新情報を事前にご確認ください。
元旦は、一年の始まりに新たな気持ちで新年を迎える大切な日です。
「初日の出」をご覧になった後は、伊奈波神社に初詣することで、さらに運気が上がるのではないでしょうか。
金華山は、昭和初期まで伊奈波神社の社地があり、聖地として信仰されてきました。
金華山と伊奈波神社は縁起が深いため、「初日の出」を見た後、神社に参拝することで、さらに神様とご縁が深まるものと思います。
下のリンクは、当サイトおすすめ記事です。伊奈波神社の見どころや魅力、ご利益、パワースポット、周辺お店情報などを紹介しています。
アクセスマップ
川原町の観光
川原町(湊町・玉井町・元浜町)とは?
斎藤道三・織田信長の時代に、商業の拠点の地として繁栄した場所です。
長良川の上流域でで作られる「美濃紙・木材・お茶・関の刃物」を全国に売るため、中継地にしたそうです。
江戸時代になると、長良川役所が置かれ、川を下る荷船から通行税を徴収しました。
荷の種類は「竹皮・酒・灰・炭・紙・木・茶・米」だそうです。
それらを取り扱う紙問屋・材木問屋がこの辺りに軒を連ねました。
その商家の格子戸づくりの町家が多く残っています。
岐阜市都市景観重要建築物に指定された日本家屋もあります。
川原町界隈を歩く
湊町、元浜町、玉井町を総称して川原町と呼んでいます。
話を聞いたり、立ち寄ったり、食事したお店を紹介します!
鵜飼(うかい)観覧船事務所前には、無料待合所があります。
鵜匠像の奥には、町内を火災から守る秋葉神社もあります。
昔、美濃和紙や紙問屋の商家だった格子組の建物が立ち並んでいます。
軒にかけられている提灯は、岐阜県伝統工芸品の「岐阜ちょうちん」といわれ、古い街並みを彩ります。
川原町は、景観を保つために、鵜飼が描かれた「川原町提灯」をつるしています。
歴史や文化に触れながら、ゆったりと散策してみてください。
川原町のお店を紹介
緑水庵川原町店
- 和菓子処「緑水庵川原町店」
-
築130年の古民家。
アツアツの「みたらし団子」がおいしいです。
店内で座って食べられます。
お団子1本100円。
お団子を食べれるお店は「緑水庵」だけです。
住井富次郎商店
- 住井富次郎商店
-
美濃和紙と竹を材料に、柿渋を塗った「渋うちわ」や天然ニスを塗った「水うちわ」を販売しています。
また、店内で「岐阜うちわ」の製作風景を見学することができます。
長良川てしごと町家CASA
- 岐阜和傘CASA
-
和傘の名産地、岐阜市加納の和傘は、江戸時代が始まりです。
加納の和傘作りは、日本の伝統文化を今も支えています。
岐阜和傘は平成4年、岐阜県郷土工芸品に指定されています。「CASA」は、岐阜和傘の魅力を発信するセレクトショップになっています。
玉井屋本舗
岐阜のお土産の定番商品、岐阜銘菓「登り鮎(のぼりあゆ)」「やき鮎」が有名です。
2020年の夏に撮った写真です。
玉井屋本舗中庭を眺めながら、お抹茶をいただくことができました。
今もきれいな中庭を眺めながら、お抹茶がいただけます。
玉井屋本舗の「登り鮎」は、カステラ生地の中に入った求肥が格別です。
岐阜のお土産に最適です。
cafe&gallery川原町屋
cafe&gallery川原町屋さんは、岐阜市の川原町通り沿いにある、紙問屋町家を改装したお店です。
「和カフェ」「和雑貨」「ギャラリー」がお店の中に入っています。
「赤いポスト」が目印です。
「蔵のある散策道」から来た場合は、「赤い和傘」が目印になります。
蔵を改装したカフェは、赤い和傘の中庭を抜けた先にあります。
蔵の中の壁には絵画が掛けられ、二階にも絵画が展示されています。
ソファー席の二階は、独特な雰囲気でゆったりと過ごせます。
昼の時間は、食事をすることができ、川原町屋特製カレー(サラダ・スープ付)各1,650円(税込)
川原町屋オリジナル オムライスセット1,700円(税込)が人気です。
今回は、午後3時に入店したので、ケーキセット1,250円(税込)(飲物 + 本日のケーキ)と川原町屋パフェ1,200円(税込)を注文しました。
※料金は変更になる可能性があります。
cafe&gallery川原町屋基本情報
住所 | 岐阜県岐阜市 玉井町28 |
TEL | 058-266-5144 |
営業時間 | 平 日 11:00~17:00(オーダーストップ30分前) 土日祝 11:00~17:30(オーダーストップ30分前) |
定休日 | 木曜日(祝日の場合は営業) |
長良川デパート湊町店
2016年に長良川流域で作られた商品を売るお店として、川原町の湊町にオープンしました。
2022年3月19日にリニューアルオープンしています。
店内に入ると、左側の壁に、長良川の流域が描かれた絵が目に留まります。
奥には、吹き抜けの天井からは、大小さまざまなサイズの提灯が吊るされています。
スタッフさんから、壁の絵の意味と、お店の特徴についてのお話をうかがうことができました。
長良川の上流から下流まで、工芸品や食べ物、お酒などの産地を、絵で来店者の方が見て分かるようにしたとのこと。
「長良川デパート」は、長良川流域で作られた商品を、川の流れをイメージしたストーリーとともに、長良川流域の豊かな自然と文化を、商品を通してお客様に知ってもらいたいという想いがあるそうです。
上流域から下流域までには「石徹白(いとしろ)洋品店」「郡上踊り」にかかせない下駄の「郡上木履(ぐじょうもくり)」「美濃和紙」「関の刃物」「長良川の地酒」「天然鮎」川原町の「岐阜ちょうちん」「水うちわ」「岐阜和傘」「モクズガニ」「桑名のハマグリ」など、長良川には多くの名産があるそうです。
店内には、食品、洋服、地酒、包丁、和紙、和傘、下駄、提灯、うちわ、小物や、雑貨などが販売されていました。
食べ物では、長良川は鮎が有名なので、天然鮎【川のテロワール】オススメです。online注文可。
「長良川デパート」ホームページの「長良川流域のひとびと」で紹介されている、川漁師「結の舟」平工顕太郎さんが長良川で捕る天然鮎だそうです。
住所 | 〒500-8009 岐阜市湊町45 |
営業時間 | 10:00-18:00 / 年末年始(臨時休業有り) |
TEL | 058-269-3858 |
ホームページ | https://nagaragawadepart.storeinfo.jp/ |
ノスタルジーを感じる川原町の夕暮れ
夕方5時30分から6時頃に撮影した写真です。
お時間があれば、夜の街並みも訪れてみてください。
街には、やさしいランプの灯りがともり、ノスタルジックな雰囲気が漂います。
不思議な小路を散歩する
蔵のある散策道スポット
「川原町屋」の表通りから路地裏に入ると、石垣の上に立つ「赤い和傘」が立つ蔵の裏道に出ます。
右に曲がると「蔵のある散策道」が続き、林と石垣に挟まれた小路が折戸橋まで続きます。
「まちなか歩きのルート」を散歩する
折戸橋から「コミュニティ水路」を歩いて散歩することができます。
通路は、木の板などで高さが調節されています。
ちょっとした階段があります。
水路の途中には、藤だなや休憩できるベンチも設置されています。
「川原町広場」に行くことができ、広場にはトイレやベンチがあります。
「川原町広場」の「あずま屋」からは、「金華山」や「三重塔」を眺めることができます。
「交番横を通り過ぎて「ロボット水門」が見えたら、「岐阜市営堤外駐車場(第一)」に到着します。
「岐阜市営堤外駐車場(第一)」からもコミュニティ水路を通って、川原町へ行くことができます。
この道は、岐阜市が推奨する「川原町」と「岐阜公園」を結ぶまちなか歩きのルートです。
金華山がよく見え、憩いの空間とし地元の人が利用します。
「川原町広場」から見える夜の金華山です。
天守閣と、展望台と、金華山ロープウエー山頂駅がライトアップされています。
※夜は暗いので、散策は控えましょう!
まとめ
岐阜城の見どころ、金華山、川原町の観光スポットを、1日で巡るプランを紹介しました。
朝9時から夕方の3時までゆっくり歩いて見てまわるプランです。
今回の費用は、ロープウェイ料金、お昼ご飯代、ケーキセット代、駐車場料金、その他合わせて、大体4,000円くらいでした。
お土産を買うと、もう少し費用がかさみますね(^^♪
項目 | 代金 |
---|---|
1日駐車場料金(市営駐車場利用) | 310円 |
ぎふ金華山ロープウェイ往復料金 | 1100円 |
お昼ご飯 | 1000円 |
ケーキセット | 1250円 |
合計 | 3660円 |
姉と二人での観光は、8月の真夏の暑さにもかかわらず、とても楽しかったです!
その中でも、長良川デパートのセレクトショップは、印象に残りました。
岐阜には、魅力的な物がたくさんあることに感心しました。
ぜひ、川原町を訪れた際には、古い町並みを散策し、岐阜の伝統工芸品や、おいしい食べ物などを堪能してください。
皆さんが岐阜を訪れて、岐阜の魅力を満喫していただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
普段は、神社巡りが趣味です。伊奈波神社の記事も読んでいただければ嬉しいです(^^♪
伊奈波神社周辺観光とおすすめのお店の紹介です。こちらもどうぞごらんください!
岐阜の三社参り「伊奈波神社」「金神社(こがねじんじゃ)」「橿森神社(かしもりじんじゃ)」についての記事も書きました!こちらも読んでいただければ嬉しいです(*^^*)
地元の岐阜を応援しています!