宝寿院を訪れ、魅力的なお寺だったので少しご紹介します(^^♪
宝寿院について
ご本尊
本堂に、本尊薬師如来が奉安(ほうあん)されています。
ご本尊薬師如来は、津島神社の「弥五郎殿」辺りにに奉安(神仏の御像や御神体を安置すること)されていた「牛頭天王の本地仏」が、明治初年に移されています。
宝寿院歴史
1200年前、「弘法大師(空海)」が津島に来臨されました。
弘法大師は、疫病に苦しむ人々を哀れみ、薬師如来を弥五郎殿脇に奉安し、厄疫退散当病平癒の祈祷をしました。
それ以降、神仏混合の天王社は『東の津島、西の八坂』と称され篤く信仰されてきました。
明治以前は、宝寿院・実相院・明星院の三寺の住職が天王社神宮寺別当職を継承しています。
宝寿院は、地域の人々に「西寺さん」と呼ばれ親しまれます。
明治になり、1868年に政府は神仏分離令を施行します。(神社と仏教を分離し、神社から仏教的な要素を排除しようとする政策)
その法令により、ほかの住職はたちは、僧侶を辞めます。(還俗すれば財産も身分も保証されたそうです)
宝寿院の住職の宥三は、私財をなげうり宝寿院を買取りました。
そうして神宮寺の仏像仏画・法具を焼き討ちから守ったそうです。
法難に耐え、宝寿院は真言宗智山派の寺院として津島神社に残る唯一の寺院となっています。
宝寿院案内
津島神社の駐車場から「神苑」と書かかれた石柱がありましたので、そこから入るとすぐに宝生池の庭園となります。
宝寿院案内
案内と石碑
泉龍神の案内
ご神徳
ご本尊は薬師如来。
子安地蔵、泉大竜神、弘法大師を奉安しています。
宝寿院は、弘法大師より受け継がれてきた密教を伝えるご祈願のお寺です。
病気平癒、厄除け、心願成就
7月の御朱印
とてもかわいい絵です。
こちらは、月替わり7月の御朱印で、書置きです。
初穂料500円。A5サイズの和紙です。
左に梵字、左下に宝寿院と書かれ、社印が押されています。
中央に「智慧海」と書かれれています。
右上に奉拝と書かれ、尾張津島元神宮寺の印が押されています。
右下に、参拝日時を印で押していただけます。
絵は、海の生き物や、浦島太郎をモチーフにした絵が描かれています。
御朱印の種類は、月替わりの絵御朱印、行事にちなんだ御朱印など様々あります。
参拝した時、気持ちに合わせて授与されてはいかがでしょうか。
毎月、御朱印が変わるのもうれしいですね。
12カ月の御朱印を集めたくなります。
今回いただいた御朱印は、優しい気持ちになる、素敵な御朱印でした。
御朱印と一緒に授与された資料です。
護摩祈祷の案内も記載されていますので参考までに。
宝寿院の護摩祈祷は、毎月1日・8・15日10時から開催されています。
詳しくはホームページをごらんください。
http://houjyuinn.net/
宝寿院の庭のかわいい石像。遊んでいるみたいです。
宝寿院基本情報
基本情報
名称 | 牛頭山 宝寿院 |
住所 | 〒496-0851 愛知県津島市明神町2番地 |
電話 | 0567-25-4154 |
FAX | 0567-25-4199 |
アクセス | 名鉄「津島駅」下車。徒歩約15分(1km)津島神社境内北側 |
ホームページ | http://houjyuinn.net/ |
インスタグラム | https://www.instagram.com/houjyuin.yakushi/ |
宝寿院駐車場 | 隣接北西角 収容台数約10台 ・津島神社 東門駐車場 38番 |
アクセスマップ
まとめ
宝寿院は、愛知県津島市にある真言宗智山派の寺院です。
多くの木々や花が植えられており、自然の美しさを感じます。
象の山門やお釈迦様、弘法大使の石像など、多くの見どころがあります。
静かな場所でゆっくりと過ごしたい人、自然や歴史を同時に楽しみたい人におすすめです。
ぜひ一度訪れてみてください。
この記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
当サイト津島神社紹介ページです。こちらもあわせてご覧ください。
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